山崎ケイ(相席スタート)の学歴まとめ!早稲田大学卒の高学歴芸人が歩んだ道のり

相席スタートの山崎ケイさんは、お笑い芸人としては珍しい高学歴の持ち主です。早稲田大学を卒業し、中高時代には茨城県内でも屈指の進学校に通っていました。

この記事では、山崎ケイさんの学歴を時系列で詳しく紹介するとともに、各時代のエピソードや、なぜ高学歴でありながら芸人の道を選んだのかについても掘り下げていきます。

山崎ケイの学歴一覧と基本プロフィール

山崎ケイさんの学歴を一覧でまとめると、以下のようになります。

  • 出身大学:早稲田大学第一文学部(現在の文学部、偏差値65程度)
  • 高校:江戸川学園取手高校(偏差値70、茨城県内トップクラスの進学校)
  • 中学校:高校同校の系列である江戸川学園取手中学校(偏差値70)

小学校については公表されていませんが、千葉県柏市内の公立小学校に通っていたと考えられます。

山崎ケイさんは1982年6月13日生まれで、千葉県柏市の出身です。家族構成は両親と本人の3人家族で、一人っ子として育ちました。母親は人のあり方やマナーに厳しい方で、山崎さんは子供の頃から礼儀正しく育てられたそうです。

出身大学は早稲田大学第一文学部

山崎ケイ(相席スタート)の学歴まとめ!早稲田大学卒の高学歴芸人が歩んだ道のり

山崎ケイさんは早稲田大学第一文学部を卒業しています。第一文学部は現在では文学部に改組されており、偏差値は65程度の難関学部です。実は大学受験の3か月前に受けた早稲田大学模試ではE判定を取ってしまい、担任の先生からも現役合格は厳しいと言われていました。

しかし山崎さんは「自分は本番で実力を発揮できるタイプ」と信じて、そこから3か月間だけ本気で勉強したところ、見事に現役合格を果たしたのです。高校時代まで真面目に勉強していた下地があったからこそ、短期間の集中で合格できたと言えるでしょう。

大学時代は友達ゼロだった孤独な4年間

大学時代の山崎さんには意外なエピソードがあります。なんと4年間で友達が一人もできなかったというのです。中高一貫校に6年間通っていたため、友達をイチから作る方法がわからなくなってしまったと本人は語っています。

そのため大学の同級生よりもアルバイト仲間とばかり過ごしており、映画館などでアルバイトに励んでいました。また演劇サークル「カカフカカ」に入って舞台に立つこともありましたが、これは高校時代まで性格が暗かったため、明るくなろうとして入ったそうです。

友達はいませんでしたが、彼氏はいたことをバラエティ番組で明かしています。卒業式にも出席せず、その日は家でテレビを見ながら情報番組「ジャスト」の最終回に涙を流したというエピソードは、山崎さんらしいユニークな思い出と言えます。

お笑い芸人を目指すきっかけは演劇サークル

大学時代に入った演劇サークルがお笑い寄りの内容だったことで、山崎さんはお笑いを意識し始めました。コミカルな役を演じたことや、当時のお笑いブームもあり、大学時代にお笑い芸人になることを決意したのです。

アルバイト先の女性とお笑いコンビを組んだこともあり、大学は4年で卒業するけれど就職活動はしないと両親にも宣言しました。ただし養成所に入るお金がなかったため、まずは一般企業に就職して資金を貯めることにしたそうです。

出身高校は江戸川学園取手高校の超進学校

山崎ケイさんが通った江戸川学園取手高校は、茨城県内でも有数の進学校として知られています。偏差値は70と非常に高く、2018年度の進学実績を見ると東京大学に7名、東京工業大学に7名、筑波大学医学群医学類に6名、早慶上智には202名が合格するという輝かしい成績を残しています。

山崎さん自身は「実はあんまり頭良くなくて、受験勉強がよくできるだけ」と謙遜していますが、このレベルの進学校で学んでいたことを考えると、相当な学力の持ち主であることは間違いありません。

厳しい校則と罰ゲームだった高校時代

高校時代の江戸川学園取手高校は校則が非常に厳しく、登下校の通学路を守らなかっただけで反省文を書かされたり、学校でテレビ番組の話をすることさえ禁止されていたそうです。校長先生の話を全部速記して清書にするという変わった校則もあったと山崎さんは語っています。

また高校時代は性格が暗く、クラスの底辺の男子たちが罰ゲームで「山崎さんに握手してと声をかける」というのをやっていたというエピソードがあります。しかし山崎さんは「底辺から見ても私は罰ゲームのネタになるような底辺なのか」と思ったら面白くなってしまい、そこから徐々に明るくなっていったそうです。

厳しい校則の中でストレスを発散するため、校則違反をして我孫子市内のカラオケボックスに通っていたというエピソードも残っています。高校時代には既に彼氏もおり、1学年上の先輩と電話で告白されて交際に発展したそうです。

部活動には入らず帰宅部だった

高校時代の山崎さんは部活動には入らず、帰宅部として過ごしていました。勉強に集中する環境だったこともあり、放課後は自宅で過ごすことが多かったようです。

出身中学校は江戸川学園取手中学校

山崎ケイ(相席スタート)の学歴まとめ!早稲田大学卒の高学歴芸人が歩んだ道のり

江戸川学園取手中学校は、高校に併設されている私立の中高一貫校です。偏差値は70と非常に高く、山崎さんは中学受験を経てこの学校に入学しました。小学生の時点で高い学力を持っていたことがわかります。

中学時代は「じょばーな」というバンドを結成

中学時代の山崎さんは演劇部に入りたかったものの、結局入部せずに帰宅部でした。ただし「じょばーな」というガールズバンドを組んでおり、ドラムを担当していました。このバンドは「イケてない女子」5人組で結成され、文化祭のステージで演奏したこともあります。

山崎さんは「普通の学校だとイケてない女子がガールズバンドで文化祭に出るのはすごく勇気がいることだと思うけど、うちらの学校はちょっと特殊でプレッシャーもなかった。多様性を受け入れる学校というか」と振り返っています。

また中学時代は熱心に読書をしており、太宰治の作品などを読んでいました。中学3年生の時にはメガネからコンタクトに変えてイメチェンを図っており、この時期に「人はみんな一緒じゃない」という価値観にも気づいたそうです。

出身小学校と幼少期のエピソード

山崎ケイ(相席スタート)の学歴まとめ!早稲田大学卒の高学歴芸人が歩んだ道のり

山崎ケイさんの出身小学校は明らかにされていませんが、千葉県柏市内の公立小学校に通っていたと考えられます。子供の頃から人見知りが激しく、小学校時代も友達が少なかったと本人は語っています。

山崎さんの実家にはテレビが1台しかなく、親がチャンネル権を持っていたため、小学校時代はあまりバラエティ番組を見ておらず、さほどお笑いにも興味がなかったそうです。この環境が、後に芸人を目指すまでの長い道のりにつながっていくことになります。

高学歴から芸人への道のりと24歳での決断

早稲田大学を卒業した山崎さんは、まず東京千代田区の丸の内にある一般企業に就職しました。大きな会社に勤務していたと思われますが、本人は「あまり仕事ができなくて、失敗して泣いたこともあった」と振り返っています。給料日後に奮発する1500円のランチを楽しみに、日々をやり過ごしていたそうです。

OLとして1年間働いて資金を貯めた後、24歳だった2007年4月に吉本総合芸能学院(NSC)東京校に入学しました。お笑いコンビ「田畑藤本」やバッドナイス常田さんはNSCの同期で、後にコンビを組むことになる山添寛さんは1期後輩でした。

当初は別々のコンビで活動していましたが、2013年に山添さんと「相席スタート」を結成し、現在に至ります。「ちょうどいい感じのブス」を売りにしながらも、その高学歴と知性を活かした独自のキャラクターで、数々のバラエティ番組に出演するようになりました。

2020年10月には元吉本所属の芸人で落語家の立川談洲さんと結婚し、公私ともに充実した日々を送っています。立川さんはNSCで山崎さんの1年後輩にあたり、当時から山崎さんのことを憧れていたそうです。

まとめ:超進学校から早稲田大学、そして芸人へ

山崎ケイさんの学歴は、中学受験で江戸川学園取手中学校(偏差値70)に合格し、そのまま内部進学で江戸川学園取手高校(偏差値70)に進み、早稲田大学第一文学部(偏差値65)を卒業するという輝かしいものです。

しかし高学歴であるにもかかわらず、大学時代に友達が一人もできなかったり、高校時代は罰ゲームの対象になるほど暗かったりと、意外な一面も持ち合わせています。こうした経験が現在の飾らないキャラクターにつながっているのかもしれません。

演劇サークルでお笑いに目覚め、一度は一般企業に就職しながらも芸人の夢を諦めず、24歳でNSCに入学した行動力も山崎さんの魅力です。高学歴を活かしながら、独自のポジションを確立している山崎ケイさんの今後の活躍にも期待が集まります。

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