2歳でCMデビューし、天才子役として一世を風靡した神木隆之介さん。「千と千尋の神隠し」の声優、朝ドラ「どんど晴れ」、そして2023年には朝ドラ「らんまん」で主演を務めるなど、子役時代から現在まで第一線で活躍し続けています。
礼儀正しく謙虚な性格でも知られ、「神木家三箇条」という家訓のもとで育った人柄の良さも魅力です。
この記事では、神木隆之介さんの学歴(高校・中学校・小学校)について、出身校の偏差値や当時のエピソードとともに詳しくご紹介します。
中学は日出中学に通いながらなぜか高校は堀越高校に転校し、「華の93年組」と呼ばれる豪華な同級生たちと過ごした高校時代、そして20歳で「俳優として食べていく」覚悟を決めて大学進学しなかった理由に迫ります。
神木隆之介(かみき りゅうのすけ)のプロフィール
「神木隆之介は本当に不思議な役者だ。特別に印象的な演技やしぐさをしているわけでもないのに、観ている側は「神木隆之介」を自然と忘れる。役としてだけ観てしまう。」
ホントそれ
どの役もその人にしか見えなくなる
本当に存在する人として認識してしまいそうになる程に https://t.co/YWazTjWLyP— はとむぎ🐦ポッポ🐦 (@hatomugipopo) October 27, 2025
神木隆之介さんの基本プロフィールをご紹介します。
- 本名:神木隆之介
- 生年月日:1993年5月19日
- 出身地:埼玉県富士見市
- 身長:167cm
- 血液型:B型
- 職業:俳優、声優
- デビュー:1995年(2歳でCMデビュー)
神木さんは1995年に2歳でCMデビューし、1999年に6歳でテレビドラマ「グッドニュース」で子役俳優としてデビューしました。
2001年には映画「千と千尋の神隠し」の坊役で声優デビューを果たし、2005年の映画「妖怪大戦争」で日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど、天才子役として注目を集めました。
現在も俳優・声優として第一線で活躍しています。
神木隆之介の学歴まとめ
“イケメン王子”と”友達100人いるイケメン”の友達コンビってマンガの世界だけだと思ったら現実に山田涼介×神木隆之介で存在してた件。3次元が余裕で2次元を超えてきてて声出た。 pic.twitter.com/LwV17k90iq
— ENTETU (@ENTETU4) July 5, 2024
まず、神木隆之介さんの学歴を一覧でまとめます。
- 出身大学:進学せず
- 出身高校:堀越高等学校 トレイトコース
- 出身中学校:日出中学校(現・目黒日本大学中学校)
- 出身小学校:富士見市立鶴瀬小学校
神木さんは地元埼玉の公立小学校を卒業後、芸能活動に理解のある都内の私立中学・高校に進学しました。
高校卒業後は大学に進学せず、俳優業に専念する道を選びました。
神木隆之介の出身小学校は富士見市立鶴瀬小学校
20世紀少年が2008年の作品で
神木隆之介が当時15歳(?)、
イケメンすぎるやろ… pic.twitter.com/1rMz1JB1fb— 八意(やごころ) (@8gokoro0204) August 31, 2024
代々の地主で裕福な家庭に育つ
神木隆之介さんの出身小学校は、地元埼玉県富士見市内の公立校である鶴瀬小学校です。
神木さんは出身小学校を公式には明らかにしていませんが、インターネット上やTwitterには富士見市立鶴瀬小学校に在籍した情報が多数見られます。
家族構成は両親と姉の4人家族ですが、お姉さんとは11歳も年齢が離れているとのこと。
また小さい頃は祖父母も同居しており、大家族で育っています。ちなみに実家は代々の地主で、裕福な家庭に育ちました。
生存率1%の重病から奇跡的に回復
山崎賢人イケメンだよねー
私は神木隆之介くん推しだけど
藤原竜也さんすこ#神木隆之介#藤原竜也 pic.twitter.com/831NXBSUa7— りいな(りぃたろう) (@riitaro_12) June 27, 2024
神木さんは0歳の頃に消化器系の感染症にかかり、生存率が1%だったこともあって医師からも見放されていましたが、奇跡的に回復して完治しています。
当時母親は育児日記を記録しながら、毎日祈っていたそうです。
神木さんは2007年、14歳の時のインタビューでこう語っています。
「僕は赤ちゃんのころにすごく重い病気にかかって重体になったけど、奇跡的に助かった思い出に、お母さんが事務所に応募したんです。それがきっかけで、今こうしてここに立てていると思うと、奇跡だなぁと思うので」
この病気の経験から両親は「この子の生きている証を残したい」と考えて、2歳の時にオーディションを受験させて芸能事務所入りさせました。
ちなみにこの際の病名や病気は、神木さん自身も今でもわからないとしています。
「神木家三箇条」で謙虚に育てられる
また両親は子供の頃から謙虚に生きる大切さを「神木家三箇条」として教えていました。その内容は以下の通りです。
- 「性格のかわいい人でありなさい」
- 「真逆の意見も一度は受け入れなさい」
- 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
そのため神木さんは現在でも礼儀正しく謙虚で、気遣いもでき、非常に周囲の評判もいいとされています。
こんな雰囲気の家庭で育ったからこそ、幼時のころから有名になっても決して奢らず、自然体で人を楽しませようとする性格の良い神木さんになったのでしょう。
小学生時代から写真が趣味

子供の頃からスポーツが得意でしたが、水泳だけは苦手でした。また小学生時代から写真が好きだったので、現在もカメラが趣味です。
天才子役としての活躍
神木さんは2歳の頃に芸能事務所に入所して当初はCMなどに出演していましたが、6歳の時に子役俳優としてデビューを飾りました。デビュー作は1999年のテレビドラマ「グッドニュース」で、このドラマでは鶴田真由さんの息子役を演じています。
ちなみに神木さんは当時から記憶力が抜群で、セリフの間違いもほとんどなかったことから、スタッフの間でもスムーズに撮影が進むと好評でした。また当初からあまり演技指導を受けなくとも、自然に表情を作れたそうです。
翌年には大河ドラマ「葵 徳川三代」に出演し、8歳の時にはテレビドラマ「ムコ殿」で鈴木杏樹さんの息子役で出演しています。またこの年には映画「千と千尋の神隠し」の坊役で声優デビューを飾りました。
小学4年生でドラマ初主演
そして9歳だった2004年にはテレビドラマ「本当にあった怖い話 深夜の鏡像」で早くもドラマ初主演を果たしています。その翌年にはテレビドラマ「あいくるしい」で市原隼人さんの弟役で出演しました。
さらに11歳の時、宇梶剛士さんの息子を演じた映画「お父さんのバックドロップ」で演技が評価されて、子役として大きな注目を集めました。この映画で神木さんは「第14回日本映画批評家大賞 新人賞」を受賞しており、はじめて賞をもらった作品となりました。この頃から神木さんは「天才子役」と呼ばれはじめています。
小学6年生で日本アカデミー賞新人賞
そして小学校6年生で出演した主演映画「妖怪大戦争」では、豊川悦司さんや阿部サダヲさん、遠藤憲一さんらの演技派俳優たちと並ぶ堂々の立ち回りを披露しました。この映画の演技で日本アカデミー賞新人賞を受賞して、人気子役の地位を決定づけています。
ちなみに高校時代に同級生だった志田未来さんとは、子役時代からの付き合いで、当時からお互いに「志田ちゃん」、「ミッキー」と呼び合うほどの仲です。
加えて神木さんのはじめてのキスシーンは12歳の頃で、子役時代から女優の松嶋菜々子さんの大ファンであることを明らかにしています。
なおこのように子役時代から活躍していた神木さんですが、当時は「失敗すると終わりだと思っていた」と述べており、かなりのプレッシャーを感じて仕事に臨んでいました。
神木隆之介の出身中学校は日出中学校
神木隆之介くん ✏︎#海に眠るダイアモンド 面白い#鉛筆画 #神木隆之介 #イケメン #drawing pic.twitter.com/GOa34CfGQG
— ハリー・ジョージソン (@TakeoMaruo) November 9, 2024
芸能活動に理解のある日出中学へ
神木隆之介さんの出身中学校は、私立の共学校である日出中学校(現・目黒日本大学中学校)です。
- 学校名:日出中学校(現・目黒日本大学中学校)
- 偏差値:42(容易)
- 所在地:東京都目黒区
- 系列:日出高校と中高一貫
神木さんは出身中学校を公式には明らかにしていませんが、インターネット上やTwitterにはこの中学校に在籍した情報が多数見られます。
この学校は芸能活動を全面的に認めていることから、芸能人の在籍が多い中学校です。
実は後輩の井之脇海さんが2022年12月に「Aスタジオ」に出演した際、小学校6年生の時に中学進学に迷っていたところ、中学2年生だった神木さんに「日出中学いいよ!おいでよー」と言ってもらって日出中学に行ったという話を明かしています。神木さんの優しさがわかるエピソードです。
中学時代は卓球部に所属
神木さんは子供の頃からスポーツが得意で、中学校時代は卓球部に所属していました。ただし既に人気子役だったことや試合に負けたくなかったこともあり、大会などには出場していません。
また小学生の頃はちっちゃかった神木さんですが、中学時代に身長が20cm も伸びています。
中学1年生でドラマ初主演
神木隆之介が子役から大人になっているのに、比嘉愛未が変わっていないのは凄い。#どんど晴れ pic.twitter.com/TBAsRVC4yb
— 雪風 (@V4Qzb) October 24, 2025
中学1年生の時には「探偵学園Q」で早くもテレビドラマに初主演しています。同じ年には三鷹の森ジブリ美術館の短編映画「星をかった日」で主役の声を務めています。
また中学2年生の時にはNHKの朝ドラ「どんど晴れ」で、ヒロインの比嘉愛未さんの弟役で出演して知名度を上げています。
これらに加えて中学時代には「遠くの空に消えた」や「Little DJ」などの映画にも主演しています。
なお神木さんは中学時代もクラスの人気者で、中学校の卒業式では校歌を歌いながら感極まって泣いてしまっています。
運動会のソーラン節が印象深い思い出
神木さんは大学新聞の取材でこう答えていました。
「小学校時代の思い出としては、運動会が最も印象に残っています。特に6年生の時は、みんなでソーラン節を踊り、楽しかったことをいまでも鮮明に覚えています。
中学校に進学してからは、卓球部に入部し、部活動を頑張っていました。中高一貫校に進学しましたので、高校生とも一緒に登下校をしていました」
中高一貫の日出中学に通っていたにも関わらず、なぜか高校は系列の日出高校ではなく堀越高校に進学しました。その理由は特に語られていません。
神木隆之介の出身高校は堀越高等学校トレイトコース
子役から変わらないといえば、神木隆之介君と安達祐実ちゃんもやろねー。 https://t.co/yXCt4jX8Sk pic.twitter.com/s12d2Xksdx
— 豆つぶ🐷腹黒嫁 (@haraguroyome) January 14, 2025
学校概要と偏差値
神木隆之介さんの出身高校は、芸能人御用達として知られる堀越高校です。
- 学校名:堀越高等学校
- コース:トレイトコース
- 偏差値:37(かなり容易)
- 所在地:東京都中野区
- 設立年:1923年
この高校は1923年開校の私立高校で、古くから芸能活動コースを設置していたことから多くの芸能人の卒業生がいることで有名です。
現在のトレイトコースは全日通学が困難な芸能人のニーズに対応したコースで、芸能活動にあまり支障を及ぼさずに高校卒業の資格が取れることが特色です。
「華の93年組」豪華すぎる同級生たち
神木さんとともに2012年に卒業した93年組は特にメンバーが豪華であることで知られ、「華の93年組」と呼ばれています。以下の人物たちが同級生でした。
- 山田涼介(Hey!Say!JUMP)
- 知念侑李(Hey!Say!JUMP)
- 中島裕翔(Hey!Say!JUMP)
- 野村周平(俳優)
- 中村隼人(歌舞伎役者)
- 志田未来(女優)
- 川島海荷(女優)
- 西内まりや(女優・転校)
子役時代から活躍し芸歴が長かった神木さんは、同級生から「先輩」と呼ばれることもあり慕われていました。
中村隼人さんとは親友、志田未来さんとは熱愛報道も
同級生だった歌舞伎俳優の中村隼人さんとは当時から親友で、中村さんがインスタグラムでツーショットを公開したこともありました。
また志田未来さんとも当時から仲が良く、後に熱愛報道をされたこともありました。ただし志田さんとは交際の事実はなかったようです。
さらに「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんには、高校時代にたびたび演技の相談をされています。当時の山田さんは俳優として売り出し中だったことから、子役出身の神木さんを頼りにしたのでしょう。
「モテたい」がテーマ、様々な努力

なお神木さんは女子にモテたいと思っていたので、堀越高校で山田涼介さんと同級生になることを知った際には、「かなりの天敵と思った」ことをインタビューで話しています。
神木さんは高校時代のテーマを「モテたい」としており、様々な努力をしたことをインタビューで話しています。
「僕もモテるためにいっぱい努力したんです! 少女漫画も読みましたし、体育祭の徒競走で1位になるために、前日に公園に行って、重りを巻いて走ったりしました。
テストで100点を取ればモテると思って、勉強も本当に頑張っていたし、昼休みのバスケで女子から拍手をもらえるように、夜の公園で練習したりもしていました(笑)。いろいろやっていたけど、隠していなかったです。『俺はモテるために頑張っているんだぜ!』ということをずっと言っていました」
さらに時には少女漫画などで研究してクールなキャラクターを演じて、女子からモテようとしたエピソードもありますが、この際には女子から「具合悪いの?」と言われ、失敗に終わっています。
ひとりボーリング、ひとりカラオケで特訓
その他にも当時は男女でボーリングに行く機会が多かったことから、カッコイイところを見せるためにひとりボーリングに行って練習をしています。
そのためベストスコアが217まで上昇しています。またひとりカラオケやひとりダーツなどにも行っています。
そんな努力も裏腹に、神木さんは高校時代に意中の女子にフラれてしまったことも明らかにしており、恋愛では苦戦しています。
クラスのムードメーカー、学級委員長も務める
高校時代は模範的な生徒で、高校1、2年生の時は学級副委員長を、高校3年生の時は学級委員長を務めていました。
「僕、学生時代は学級委員長だったのですが、クラスの相反する意見もまとめなきゃいけない。それで話し合って納得してくれたと思ったら、ある女子にチッと舌打ちされて!『もう一回話し合おうよ』と言っても『いや別に』と言われて、苦労した思い出があります」
加えて授業では巨大な鉛筆を使ったり、3Dメガネや馬のかぶりものをかぶって授業を受けたり、サンタクロースの衣装をしてクラスを和ませるなど、高校時代はクラスのムードメーカーでした。
そんな高校生活を神木さんは次のようにインタビューで語っています。
「つまらなそうに過ごしている人を見て、何か面白いことができないかな?というところから始まって、くだらないことをいろいろやり始めたのですが、自分自身すごく楽しんでいたので高校時代は自信を持って”楽しかった”と言えます。おそらく一生忘れないです」
高校時代は理数系の科目が苦手で体育が得意でした。また高校時代は軽音楽部に在籍しており、ピアノやギターを弾いていました。
高校時代も俳優として活躍
2005年版視聴
神木隆之介さんが最強の子役。憎いまでにこだわった手作りの造形。妖怪を演じる豪華俳優陣。原作はもちろん水木ワールド、アギや帝都物語まで含めた豊かな世界観。最後の大人になって見えなくなる世界の切なさは見事だった。 pic.twitter.com/bV9qUjimFS
— さんちゃん (@sandaesandae000) October 20, 2024
仕事面では高校時代も数々のテレビドラマや映画に出演しており、高校2年生の時には連続ドラマ「SPEC」に出演。
高校3年生の時には「高校生レストラン」に出演して、「11人もいる!」では主演しています。
このように仕事で大忙しの高校時代でしたが、学業もしっかりとおこなっており、高校はキッチリと卒業しています。
また高校時代は非常に充実しており、「自信を持って『楽しい』と言える高校生活ができた」と当時を振り返っています。高校時代については一生忘れないとも語っています。
神木隆之介は大学に進学せず俳優業一本に
『妖怪大戦争』2005年、監督:三池崇史、出演:神木隆之介、豊川悦司、菅原文太、他…子役時代から日本を守ってきた神木隆之介!出ずっぱりの熱演ですが、全体にもうちょい尺を短縮しても良かったかな、と…忌野清志郎の″怪演”はファンならずとも必見かと🫡 pic.twitter.com/3igo2WSuRo
— クワガタマン (@hpamCv45b0lyp6o) February 22, 2025
20歳までに覚悟を決めると決めていた
神木隆之介さんは高校卒業後、芸能活動に専念したため大学には進学していません。高校も芸能コースに在籍しただけあって、当初から大学などに進学する意思はなかったようです。
神木さんは大学進学については、進学しないことを明確に早めに決めていたそうです。
一方で「僕は、20歳までに、高校を卒業してからの2年間を将来に向かってゆっくり考える時間にしようと思っていました」と語っており、とても堅実な姿勢を感じます。
さらに「20歳から役者として食べていくんだ!」という覚悟を決めたということで、ゆったりしているようで、男としての覚悟みたいなものも感じます。
高校卒業年に「桐島、部活やめるってよ」で大ブレイク
とは言え以降の活躍も目覚ましく、高校を卒業した2012年には映画「桐島、部活やめるってよ」に主演してヘタレの高校生役を好演し、映画も大ヒットしています。以降も数々の話題作に出演して、人気俳優の地位を築いています。
2020年にYouTubeチャンネル開設

また2020年からはYouTubeに、自身のチャンネル「神木隆之介Official リュウチューブ」を開設しています。こちらも好評です。
2023年に朝ドラ「らんまん」で主演
そして2023年には、ついにNHK連続テレビ小説「らんまん」で主人公の槙野万太郎(人物モデルは牧野富太郎氏)を演じました。
男性が主役というのは「エール」のときの窪田正孝さん以来のこと。幕末から描かれる時代ものでもあり、実在人物がモデルでもあり、高知県が舞台という点でも、注目された朝ドラでした。
妻役は浜辺美波さん、姉役は佐久間由衣さんが演じ、好評のうちに放送を終えました。
まとめ:奇跡の命から天才子役、そして実力派俳優へ
神木隆之介君の子役の頃で、おやすみなさい…。明日こそ趣味やりたい! pic.twitter.com/aipYG7G8A5
— 平 イアン(たいら いあん) (@clive105loki) March 28, 2025
神木隆之介さんの学歴を振り返ると、地元埼玉の公立小学校から芸能活動に理解のある都内の私立中学・高校を経て、大学には進学せず俳優業一本に絞る道を選んだことがわかります。
出身高校は堀越高等学校のトレイトコース(偏差値37)で、「華の93年組」と呼ばれる豪華な同級生たちと過ごしました。
出身中学は日出中学校(偏差値42、現・目黒日本大学中学校)で、中高一貫校だったにも関わらずなぜか高校は堀越に転校しています。
生存率1%の重病から奇跡的に回復し、「この子の生きている証を残したい」という両親の思いから2歳で芸能界入りした神木さん。
「神木家三箇条」という家訓のもとで謙虚に育てられ、天才子役として数々の作品に出演しながらも決して奢ることなく、礼儀正しく周囲から愛される人柄を形成していきました。
高校時代は「モテたい」をテーマに、ひとりボーリングやひとりカラオケで特訓したり、巨大な鉛筆を使ったりサンタクロースの衣装を着たりとクラスのムードメーカーとして活躍。
学級委員長も務め、「自信を持って『楽しい』と言える高校生活ができた」と振り返っています。
高校卒業後は「20歳から役者として食べていく」という覚悟を決めて大学進学せず、俳優業一本に絞りました。
そして2012年の「桐島、部活やめるってよ」をはじめ数々の話題作に出演し、2023年には朝ドラ「らんまん」で主演を務めるなど、実力派俳優としての地位を確立しています。
既に芸歴30年近くに及び、子役から俳優への脱皮も見事に成功した神木隆之介さん。演技力も同世代の俳優の中では高い評価を受けており、数多くの演技賞も受賞しています。
今後もさらなる飛躍が期待される実力派俳優です。神木隆之介さんの今後の活動から目が離せません。


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