南沙良は大学に進学していない!高校卒業後の活躍と学歴まとめ

清楚で透明感のある演技が魅力の女優・南沙良さん。「第2のガッキー」とも称され、若手女優の中でも特に注目を集めている彼女ですが、大学には進学していません。

この記事では、南沙良さんが大学進学を選ばなかった理由や、高校卒業後の目覚ましい活躍、そして小学校から高校までの学歴を詳しくご紹介します。

南沙良は大学に進学せず芸能活動に専念している

南沙良さんは2021年3月にルネサンス高校を卒業後、大学や専門学校には進学していません。高校卒業と同時に女優業に完全に専念する道を選んでいます。

高校卒業直後から「ドラゴン桜」で大きな注目を集める

高校を卒業した2021年4月、南沙良さんはTBSドラマ「ドラゴン桜」(第2シーズン)に早瀬菜緒役で出演し、一気に知名度を上げました。このドラマでは、King & Princeの髙橋海人さんや元欅坂46の平手友梨奈さんとともに、東大を目指す生徒役の中心メンバーとして活躍しています。

興味深いのは、第1シーズンには新垣結衣さんが出演していた点です。「第2のガッキー」と呼ばれる南沙良さんが、同じ作品のシリーズに出演するという縁は、多くのファンの話題となりました。実は南沙良さんと新垣結衣さんは誕生日が同じ6月11日で、この偶然もファンの間では運命的だと言われています。

大学進学しなかった理由と本人の考え方

南沙良さんが大学進学を選ばなかった背景には、いくつかの理由があります。まず、本人が「勉強はできる方ではない」とインタビューで率直に語っている点が挙げられます。高校も通信制課程を選んでいることから、学業よりも女優業に重点を置きたいという明確な意志があったことがうかがえます。

また、中学3年生で映画デビューし、高校時代には既に映画で主演を務めるなど、10代半ばから着実にキャリアを積み重ねてきました。高校卒業時点で既に実力派女優としての地位を確立しつつあったため、大学で学ぶよりも現場で経験を積む方が自分の成長につながると判断したのでしょう。

さらに南沙良さんは、演技力を高めるために映画や小説など様々な作品に触れることを大切にしています。「視野を広げるために、お芝居以外に様々な映像作品や小説に触れたり、自分で何かを作ってみたりして、たくさんのことを吸収するようにしています」と語っており、大学という枠組みにとらわれず、独自の方法で学びを深めているようです。

高校卒業後の主な出演作品と目覚ましい活躍

大学進学を選ばなかった南沙良さんですが、その選択は間違っていなかったと言えるでしょう。高校卒業後の活躍は目を見張るものがあります。

2021年の「ドラゴン桜」出演に続き、2022年にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に源頼朝の長女・大姫役で出演。この作品では、短いながらも新垣結衣さんとの共演も果たしています。大河ドラマという日本を代表する作品に若くして出演できたことは、彼女の実力が高く評価されている証拠です。

その後も映画やドラマ、CMなど幅広いジャンルで活躍を続けており、キリン「午後の紅茶」のCMではJUJUさんの名曲「やさしさで溢れるように」を歌唱し、その歌声も話題になりました。演技だけでなく、歌唱力も披露できる多才な女優として成長を続けています。

南沙良の出身高校はルネサンス高校

南沙良は大学に進学していない!高校卒業後の活躍と学歴まとめ

南沙良さんは2018年4月にルネサンス高校の通信制課程に入学し、2021年3月に卒業しています。ルネサンス高校は茨城県大子町に本部を置く通信制高校で、首都圏や愛知県、大阪府などにキャンパスを展開している学校です。

通信制高校を選んだ理由と学校生活

南沙良さんが在籍する芸能事務所「レプロエンタテインメント」の多くのタレントが目黒日本大学高校(旧日出高校)に進学している中、南沙良さんがルネサンス高校を選んだのには理由があります。中学時代から既に映画やモデルとして活動していたため、より柔軟に芸能活動と学業を両立できる環境が必要だったのです。

通信制のメリット

通信制高校の最大のメリットは、自分のペースで学習できる点にあります。撮影スケジュールに合わせて勉強時間を調整でき、レポート提出やスクーリング(登校日)も計画的に行えます。南沙良さん自身も「私も高校生だけど、制服を普段着ることがないので」とインタビューで語っており、学校に定期的に通うスタイルではなかったことがうかがえます。

ちなみにルネサンス高校は制服着用が任意で、私服での登校も可能です。みちょぱさん、天木じゅんさん、プロゴルファーの畑岡奈紗さんなど、多くの著名人が卒業している学校としても知られています。

高校時代の代表作と数々の受賞歴

南沙良さんの高校時代は、女優としての転機となる重要な時期でした。高校1年生だった2018年には、映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で蒔田彩珠さんとW主演を果たしています。

この作品で南沙良さんが演じたのは、吃音症で上手に言葉を喋ることができない女子高生という難役でした。オーディション前には原作のコミックを読み込み、「絶対に主演をやりたい」という強い思いで臨んだそうです。その熱意と演技力が評価され、蒔田さんとともに「第43回報知映画賞新人賞」と「第33回高崎映画祭最優秀新人女優賞」を受賞しました。

単独でも賞を受賞

さらに南沙良さん単独では、中学時代に一度逃した「第61回ブルーリボン賞新人賞」と「第28回日本映画批評家大賞新人女優賞」を獲得しています。高校生という若さでこれだけの賞を受賞したことは、彼女の演技力の高さを物語っています。

同じく高校時代の2018年9月には、江崎グリコ「ポッキー」のイメージキャラクターに起用され、CM初出演も果たしました。初めてのCM撮影で緊張していたものの、「宮沢さんも大倉さんも気さくに話しかけてきてくださったので、自然体でできた気がします」と振り返っています。

高校生活での学びと成長

勉強は得意ではないと語る南沙良さんですが、高校時代は積極的に読書をするなど、自分なりの学びを深めていました。川村元気さんの『4月になれば彼女は』や吉本ばななさんの『キッチン』などを読み、「多くの価値観に触れることで、自分の考えが変化したり、自身を見つめ直すきっかけになる」と語っています。

また「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」での役作りを通じて、コンプレックスとの向き合い方も変わったそうです。「自分の中にはコンプレックスや嫌だなと思う部分がたくさんあるのですが、今まではどうやって排除しようかとばかり考えていました。でも、個性としてしっかり向き合うことの大切さを学びました」と語っており、演技を通じて人間的にも成長していったことがわかります。

南沙良の中学時代と女優デビューの軌跡

南沙良は大学に進学していない!高校卒業後の活躍と学歴まとめ

南沙良さんの中学時代は、芸能活動の本格化と女優デビューという大きな転機を迎えた時期でした。

聖ドミニコ学園中学校から川崎市立麻生中学校へ転校

南沙良さんは小学校からの内部進学で、私立の女子校である聖ドミニコ学園中学校(偏差値45)に入学しました。この学校は1962年開校のカトリック系ミッションスクールで、元キャンディーズの藤村美樹さんやテレビ朝日の田原萌々さんらも卒業生として知られています。

しかし、中学在学中に東京都世田谷区から神奈川県川崎市に転居したため、公立校の川崎市立麻生中学校に転校しています。転校先の中学校では美術部に所属していました。環境が大きく変わる中でも、芸能活動と学業を両立させていた姿勢がうかがえます。

中学3年生で念願の映画デビューを果たす

中学時代も引き続きファッション誌「nicola」の専属モデルとして活動していた南沙良さんですが、中学3年生だった2017年に映画「幼な子われらに生まれ」で女優デビューを果たしました。

幼い頃から女優になることを夢見ていた南沙良さんにとって、この映画デビューは大きな一歩でした。「本当に右も左も分からない状態だったのですが、そんな中で皆さんが支えてくださったりアドバイスをくださったりして、すごく恵まれているなと思いました」と当時を振り返っています。

この作品での演技が評価され、「第60回ブルーリボン賞」にノミネートされました。結果は落選に終わったものの、デビュー作でいきなり権威ある賞にノミネートされたことは、彼女の才能が早くから認められていた証拠です。

nicolaモデルとしての活動と初表紙

中学卒業を目前に控えた2018年2月には、「nicola」で念願の初表紙を飾りました。小学6年生で「第18回nicolaモデルオーディション」のグランプリを獲得してからモデル活動を続け、ついに表紙を飾るまでに成長したのです。

同年3月には「nicola」の専属モデルを卒業し、女優業へとさらに軸足を移していくことになります。中学3年間はモデルとしての基礎を築きつつ、女優への扉を開いた重要な時期だったと言えるでしょう。

南沙良の小学校時代と芸能界入りのきっかけ

南沙良は大学に進学していない!高校卒業後の活躍と学歴まとめ

南沙良さんの芸能界デビューは、小学6年生の時のオーディション合格がきっかけでした。

聖ドミニコ学園小学校での学校生活

南沙良さんは私立の共学校である聖ドミニコ学園小学校(偏差値40)に通っていました。この小学校はキリスト教育も行っており、幼稚園から高校まで同じ敷地内にある一貫校です。小学校までは男女共学ですが、中学校と高校は女子校になります。

神田沙也加さんなども同校の卒業生として知られており、芸能人も多く輩出している学校です。

小学6年生でnicolaモデルオーディション グランプリ獲得

2014年、小学6年生だった南沙良さんは、叔父さんが見つけてくれた「第18回nicolaモデルオーディション」に応募しました。このオーディションで見事グランプリを受賞し、芸能界入りを果たします。

ちなみにこのオーディションでは、川床明日香さんや宮原響さんらも同時にグランプリを獲得しています。後に活躍する若手モデル・女優たちが同期だったことも、興味深いエピソードです。

幼少期から抱いていた女優への明確な夢

南沙良さんが女優を目指すようになったきっかけについて、本人は「明確なきっかけは正直ない」と語っています。しかし幼稚園の頃から女優の仕事に憧れがあり、小さい頃から「自分以外の何かになる」ことに強い関心を持っていたそうです。

リスやインコになってみたいと思ったり、クラスの中心となる人気者の女の子に憧れてその子になってみたいと思ったり、幼い頃から一人でごっこ遊びをしながら何かになりきることを楽しんでいました。また、モンスター映画や怪獣映画を観ることが多く、映画に登場する「大きい生物」が好きだったというユニークな一面もあります。

小学生の頃には既に「将来はこうなる」というシミュレーションをずっと行っていて、女優になると決めていたそうです。小さい頃から明確な将来の夢を持ち、それを着実に叶えていく姿勢は、南沙良さんの大きな強みと言えるでしょう。

南沙良の学歴まとめ一覧

南沙良さんの学歴を一覧で整理すると、以下のようになります。

大学:進学せず(芸能活動に専念)

高校:ルネサンス高校 通信制課程(2018年4月入学~2021年3月卒業)

中学校:聖ドミニコ学園中学校(偏差値45)→川崎市立麻生中学校に転校(2015年4月入学~2018年3月卒業)

小学校:聖ドミニコ学園小学校(偏差値40)(2009年4月入学~2015年3月卒業)

南沙良さんの学歴を見ると、小学校と中学校の前半は私立の一貫校に通っていたものの、転居に伴い公立中学校へ転校し、高校は通信制を選択するなど、芸能活動との両立を優先した進路選択をしていることがわかります。

南沙良の実家と家族構成

南沙良は大学に進学していない!高校卒業後の活躍と学歴まとめ

南沙良さんは2002年6月11日、東京都世田谷区で生まれ、神奈川県で育ちました。実家の家族構成は、父親、母親、6歳年上の兄、そして南沙良さんの4人家族です。

父親はカメラマン、家族との深い絆

南沙良さんの父親はカメラマンという職業です。小さい頃から父親に写真を撮られていたため、モデルデビュー当初からカメラ慣れしていたというエピソードがあります。父親の職業が、南沙良さんの芸能活動にも良い影響を与えていたのかもしれません。

母親は一般の方ですが、南沙良さんと一緒にカラオケに行ったりお菓子を作ったりと、とても仲の良い親子関係を築いているようです。6歳年上の兄とも良好な関係で、これだけ歳が離れていれば、妹のことが可愛くて仕方がないでしょう。

芸能界入りを後押しした叔父の存在

興味深いのは、南沙良さんの芸能界入りのきっかけを作ったのが、家族ではなく叔父さんだった点です。小学6年生の時、叔父さんが「第18回nicolaモデルオーディション」の情報を見つけて勧めてくれたことが、今の南沙良さんの活躍につながっています。

これだけ可愛い南沙良さんですから、親戚中で期待の星だったのでしょう。叔父さんの何気ない一言が、一人の少女の人生を大きく変えたと言えます。

まとめ:南沙良は大学進学より女優としての道を選択し成功している

南沙良さんは大学に進学せず、高校卒業後すぐに女優業に専念する道を選びました。「勉強はできる方ではない」と率直に語る彼女ですが、その選択は決して間違っていませんでした。

高校卒業直後の「ドラゴン桜」出演を皮切りに、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」など数々の話題作に出演し、若手女優の中でもトップクラスの実力と人気を誇るようになっています。大学で学ぶ代わりに、読書や映画鑑賞を通じて独自の学びを深め、現場での経験を積み重ねることで演技力を磨いてきました。

小学6年生でnicolaモデルオーディションのグランプリを獲得し、中学3年生で女優デビュー、高校時代には映画賞を多数受賞するなど、10代の頃から着実にキャリアを積み上げてきた南沙良さん。「第2のガッキー」と呼ばれる清楚で透明感のある魅力はそのままに、実力派女優としてさらなる飛躍が期待されています。

憧れの女優として新垣結衣さん、二階堂ふみさん、満島ひかりさんを挙げており、「いつか一緒にお芝居がしてみたい」「一つの型にはまらない色々な表現ができる女優になりたい」と語る南沙良さん。大学進学という選択肢を選ばなかったことで、より早く、より深く女優としての道を歩んでいる彼女の今後の活躍から目が離せません。

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