ちーまきの出身高校は福井工業大学附属福井高校!退学理由とN高校への転校・卒業までを徹底解説

SNSで人気を集めるインフルエンサーのちーまきさん。2025年現在、グラビアアイドルとしても活躍し、多方面で注目を集めていますが、高校時代には退学という大きな試練を経験しています。

ちーまきさんが通っていた福井工業大学附属福井高校を退学になった理由は、インスタグラムに投稿したナイトブラのPR写真でした。修学旅行の3日前という衝撃的なタイミングでの退学処分でしたが、その後通信制のN高校に編入し、無事に高校を卒業しています。この記事では、ちーまきさんの出身高校の詳細や退学の経緯、N高校での学校生活、そして現在の活躍について詳しくご紹介します。

ちーまきさんのプロフィールと基本情報

ちーまきさんは2005年9月17日生まれ、福井県出身のインフルエンサー・グラビアアイドルです。身長157cm、血液型はO型。本名は公表されていませんが、ネット上では過去のSNSアカウント名などから「田中まき」ではないかと推測されています。

家族構成は両親と6人きょうだいの8人家族で、ちーまきさんは6人きょうだいの4番目です。姉が2人と妹がいることが明らかになっており、特に姉の一人はアメリカに留学しているといいます。親が経営者だった影響で、小さい頃は漠然と経営者になりたいと思っていたそうです。

小学生の頃は韓国のガールズグループ「BLACKPINK」が流行しており、韓国アイドルに興味を持つようになりました。ただし、ちーまき自身は歌がかなり下手だったこともあり、自分がアイドルになりたいとは思わなかったと語っています。この頃から、表現することへの興味はあったものの、歌ではなく別の方法で自分を表現する道を模索していたようです。

ちーまきさんの出身高校は福井工業大学附属福井高校

福井工業大学附属福井高校の特徴と偏差値

ちーまきさんが入学したのは、福井県にある私立の共学校、福井工業大学附属福井高校です。この高校は1959年に開校した私立高校で、部活動が盛んなことで知られています。特に男女バレーボール部や硬式野球部が県内では強豪として有名です。

同校には以下の4つのコースが設置されています。

  • 特別進学コース(偏差値58)
  • 進学Ⅰ類コース(偏差値48)
  • 衛生看護コース(偏差値42)
  • 進学Ⅱ類コース(偏差値41)です。

ちーまきさんがどのコースに在籍していたかは公表されていませんが、衛生看護コースは看護師を目指す専門的なコースのため、それ以外の3つのコースのいずれかに在籍していたと考えられます。

高校の特徴

この高校の特徴として、校則が非常に厳しいことが挙げられます。アルバイトは完全に禁止されており、SNSへの投稿内容も細かくチェックされていたようです。ちーまきさん自身、インタビューで「SNSに高級そうな料理をアップしたら、親が呼び出されて『なんでこんなもん食べてんの?』って問い詰められた」というエピソードを語っており、規律に厳しいタイプの高校だったことがわかります。

高校時代の部活動と学校生活

高校時代のちーまきさんは帰宅部で、部活動には所属していませんでした。これは中学時代にバスケットボール部でキャプテンを務めるなど部活動に打ち込んでいた経験とは対照的です。

中学時代は部活動中心の生活を送っていましたが、高校では違う形で自分を表現したいという思いがあったのかもしれません。部活動に入らなかったことで、放課後の時間をSNS活動に充てることができ、これが後のインフルエンサーとしてのキャリアにつながっていきます。

高校生活について、ちーまきさんは後に「3年生になったら通信制に切り替えてもいいなとは思って、退学の前から調べてた」と語っています。校則の厳しさに窮屈さを感じており、「縛られるの嫌だな」という思いを抱いていました。このことから、高校入学当初から既に学校生活に完全には馴染めていなかった様子が伺えます。

高校入学までの経緯と中学時代

中学時代のバスケットボール部での活動

ちーまきさんの出身中学校は公表されていませんが、福井県内の中学校に通っていたことは確実です。当初入学した福井工業大学附属福井高校には系列の福井工業大学附属福井中学校(偏差値47)も併設されているため、この中学校の出身者である可能性もあります。

中学時代のちーまきさんはバスケットボール部に所属し、部活動に打ち込んでいました。単なる部員ではなくキャプテンを務めていたことから、リーダーシップがあり、チームメイトからの信頼も厚かったことが伺えます。バスケットボールは体力だけでなく、瞬時の判断力やチームワークが求められるスポーツです。この経験は、後のSNS活動やグラビアの仕事でも活かされているかもしれません。

部活動に熱心に取り組んでいた中学時代のちーまきさんですが、この頃から既にSNSには興味を持っていたようです。ただし、本格的な活動を始めるのは高校入学後のことでした。

SNSとの出会いと興味の芽生え

中学時代からスマートフォンを使い始めたちーまきさんは、インスタグラムやTwitterなどのSNSに触れる機会が増えていきました。小学生時代にBLACKPINKに憧れていた経験もあり、韓国アイドルのSNS投稿などをチェックするうちに、自分も発信してみたいという気持ちが芽生えていったようです。

ただし、中学時代は部活動が忙しく、本格的なSNS活動まではできていませんでした。高校に入学して部活動に入らなかったことで、ようやく自分の時間を持てるようになり、SNSでの発信に力を入れられるようになったのです。

この時期のちーまきさんは、まだ「インフルエンサー」として活動することを明確に目指していたわけではなく、単純に自分の好きなファッションや日常を投稿して楽しんでいた段階でした。しかし、そこから徐々にフォロワーが増えていき、人生が大きく変わることになります。

高校時代のインフルエンサー活動と退学の経緯

ちーまきの出身高校は福井工業大学附属福井高校!退学理由とN高校への転校・卒業までを徹底解説

インスタグラムでのフォロワー増加と案件獲得

高校に入学したちーまきさんは、インスタグラムでの投稿を本格的にスタートさせます。最初は友達に見せるような気持ちで自分のファッションや日常を投稿していましたが、徐々にフォロワーが増えていきました。

ちーまきさんの投稿は、同世代の女の子たちに共感されるスタイリングや、親しみやすい雰囲気が魅力でした。特に福井県という地方都市出身ながら、都会的でおしゃれな投稿をすることで、地方在住の若い女性たちから支持を集めていきます。

インフルエンサーとしてのはじまり

フォロワー数が数千人規模になってくると、企業からPR案件のDMが届くようになりました。最初は信じられない気持ちだったというちーまきさんですが、これが「インフルエンサー」としての活動の始まりでした。化粧品やファッションアイテムなどの案件を受けるようになり、高校生ながら収入を得るようになります。

この活動は、ちーまきさんにとって非常に楽しいものでした。自分の好きなことをして、それが誰かの役に立ち、さらに収入にもなる。将来の夢がまだはっきりしていなかった高校時代、インフルエンサー活動は自分の可能性を感じさせてくれる大切な時間だったのです。

ナイトブラPR投稿が招いた退学処分

高校2年生だった2023年2月、ちーまきさんの人生を大きく変える出来事が起こります。ナイトブラ(下着)のPR案件を受け、インスタグラムに下着姿の写真を投稿したところ、学校から呼び出しを受けたのです。

福井工業大学附属福井高校はアルバイトが完全に禁止されており、PR案件もアルバイトと同じ扱いとされました。さらに、下着姿の写真が公序良俗に反するという判断が加わり、停学ではなく退学処分が下されました。それも、修学旅行のわずか3日前という衝撃的なタイミングでした。

この決定について、ちーまきさんは後に「そんなにショックではなかった」と語っています。もともと校則の厳しさに窮屈さを感じており、3年生になったら通信制高校に転校することも視野に入れていたからです。「すぐに通信制のN高に行こうとなりました。校則が厳しいのが嫌で、3年生になったら通信に切り替えてもいいなとは思って、退学の前から調べてたんです」とインタビューで明かしています。

校則の厳しさと学校側の対応

ちーまきさんの退学処分をめぐっては、SNSで大きな議論が巻き起こりました。滝沢ガレソさんなど影響力のあるインフルエンサーが取り上げたことで、一気に話題となります。

「即退学はやりすぎでは?」「修学旅行ぐらい行かせてあげてよ」といった学校側の対応を批判する声が多数上がりました。一方で、「校則は校則。わかっていて破ったなら仕方ない」という意見もあり、賛否が分かれる形となりました。

厳しい校則

ちーまきさん自身は、校則が厳しすぎたエピソードをいくつか明かしています。前述の「高級そうな料理の写真」の件以外にも、SNSへの投稿内容が細かくチェックされており、常に学校の目を気にしながら投稿しなければならなかったといいます。

学校側の対応について考えると、確かに校則違反は事実ですが、時代の変化に制度が追いついていない側面もあるでしょう。2023年当時、高校生インフルエンサーは珍しくなく、SNSでの発信活動は若者にとって当たり前のものになっていました。しかし、伝統的な価値観を持つ学校側は、これを「アルバイト」として一括りにし、厳しい処分を下したのです。

N高校への編入と卒業までの道のり

ちーまきの出身高校は福井工業大学附属福井高校!退学理由とN高校への転校・卒業までを徹底解説

N高校の特徴と通信制での学び

退学処分を受けたちーまきさんは、すぐに次のステップに進みます。通信制高校のN高校に編入したのです。

N高校は2016年に開校した通信制高校で、全国の主要都市に100以上のキャンパスを展開しています。偏差値という概念はなく、入学試験も面接や作文が中心です。最大の特徴は、通学日数を自分で選べることと、オンラインでの学習が充実している点です。

芸能活動やスポーツ、起業など、様々な分野で活躍しながら高校卒業を目指す生徒が多く在籍しており、ちーまきさんのようなインフルエンサー活動を続けたい生徒にとって理想的な環境でした。小田凱人さん(車いすテニス選手)、みちょぱさん(タレント)、紀平梨花さん(フィギュアスケート選手)など、多くの著名人がN高校の卒業生です。

編入後のスタイル

ちーまきさんはN高校に編入後、通信制の自由な学習スタイルを活用しながら、インフルエンサー活動を継続していきます。前の高校では常に校則を気にしながら投稿しなければなりませんでしたが、N高校では自分のペースで活動できるようになりました。

通信制高校は「中退」や「退学」のイメージを持たれることもありますが、ちーまきさんにとっては新たなスタートの場所となりました。自分のやりたいことを追求しながら、きちんと高校卒業資格を取得する。この両立ができる環境が、ちーまきさんには必要だったのです。

高校卒業と新たな目標

2024年5月、ちーまきさんは無事にN高校を卒業しました。SNSでは「下着案件退学jkは卒業できました」と嬉しそうにコメントし、ファンからも多くの祝福のメッセージが寄せられました。

ちーまきさんは後に「中卒扱いされるのが嫌だった」と語っています。退学になったとき、一部では「もう高校には通わないのでは」という声もありましたが、ちーまきさんはきちんと卒業することにこだわりました。これは、自分の将来のためでもあり、家族や応援してくれる人たちのためでもあったでしょう。

通信制で学んだこと

通信制高校での学びを通じて、ちーまきさんは自分で計画を立てて実行する力を身につけました。誰かに管理されるのではなく、自分で自分を律する。この経験は、その後のグラビア活動や大学進学にも大きく影響していきます。

高校卒業という節目を迎えたちーまきさんは、次の目標として大学進学を考えるようになります。しかし、ここでもまた大きな壁が立ちはだかることになるのです。

高校卒業後の進路と現在の活躍

大学受験と父親の反対

高校を卒業したちーまきさんは、大学進学を希望していました。しかし、ここで大きな問題に直面します。父親から大学進学を反対されたのです。

ちーまきさんは誰にも言わず、一人で大学受験の手続きを進めていました。「大学に合格してから言おう」と考えていたのです。そして見事合格を果たし、父親に報告しました。しかし、父親の反応は予想外のものでした。

「お金がないとかじゃなくて、そのお金を無駄にする未来は見えてる」。父親は高校を退学になったちーまきさんを信用できず、大学に行っても中退するのではないかと考えていたのです。ちーまきさんにとって、これは非常にショックな出来事でした。

父親からの勧め

父親からは「手に職をつけるように」と言われ、専門学校への進学を勧められました。しかし、ちーまきさんには勉強したいと思う専門分野がありませんでした。美容やファッションには興味がありましたが、それを学校で学ぶよりも、インフルエンサーやグラビアの活動を通じて実践的に学びたいと考えていたのです。

結局、この年の大学入学は断念することになりました。しかし、ちーまきさんは諦めませんでした。1年間浪人して、改めて大学を目指すことを決意したのです。

浪人期間を経た日本大学への進学

高校卒業後、1年間の浪人生活を送ったちーまきさん。この間もインフルエンサー活動は継続しており、2023年にはグラビアデビューも果たしています。

グラビアの道に進むことについては、まず母親に相談しました。集英社での顔合わせから帰ってすぐに話したといいます。一方、父親には撮影後に報告したそうで、「1週間くらい経ってから伝えました」と語っています。父親は最初は驚いたようですが、「やりたいことがあるなら、やってみればいい」と応援してくれたといいます。

大学への進学

そして2025年4月、ちーまきさんは日本大学に進学しました。SNSのアカウント名やインスタグラムに投稿した入学式の写真から、進学先が日本大学である可能性が高いとされています。入学式の写真は九段下の千鳥ヶ淵で撮影されたものと見られ、日本大学の入学式は近くの日本武道館でおこなわれることから、この推測が裏付けられています。

在籍する学部や学科は公表されていませんが、ちーまきさんは大学生活に大きな期待を寄せています。「どんな生活になるのか、どんな新しい友人ができるのか」と、新しい環境での学びを楽しみにしていました。

グラビアアイドルとしての活動

大学進学と並行して、ちーまきさんはグラビアアイドルとしても活躍しています。2023年に退学から8ヶ月後にグラビアデビューを果たし、その後着実にキャリアを積み重ねてきました。

2025年6月には、大学1年生にして「週刊SPA!」の表紙に抜擢されるなど、人気も上昇しています。高校時代に退学という困難を経験したちーまきさんですが、それをバネにして新たな道を切り開いてきました。

インタビューでは、姉がアメリカに留学していることもあって「20歳までにアメリカに行きたい」と語っていますが、「致命的に英語が苦手」とも明かしています。大学で英語を勉強しながら、いつか海外でも活動の幅を広げたいという夢を持っているようです。

インフルエンサー、グラビアアイドル、そして大学生。三つの顔を持つちーまきさんは、それぞれの活動をバランスよく両立させています。高校時代に経験した退学という挫折が、逆に自分の道を見つけるきっかけになったのかもしれません。

まとめ:高校退学を乗り越えたちーまきさんの現在

ちーまきさんの高校時代は、退学という大きな試練を経験した時期でした。福井工業大学附属福井高校でインフルエンサー活動を始めたものの、ナイトブラのPR投稿が校則違反とされ、修学旅行の3日前に退学処分を受けました。

しかし、ちーまきさんはこの経験をマイナスに捉えることなく、すぐにN高校に編入し、2024年5月に無事卒業を果たしました。通信制高校という自由な環境で、インフルエンサー活動を続けながら高校卒業資格を取得したのです。

高校卒業後は、父親の反対という壁にぶつかりながらも、1年間の浪人期間を経て2025年4月に日本大学に進学しました。同時にグラビアアイドルとしても活躍し、「週刊SPA!」の表紙を飾るなど、着実にキャリアを築いています。

福井工業大学附属福井高校での退学、N高校での学び、そして父親の反対を乗り越えた大学進学。ちーまきさんの高校時代から現在までの歩みは、困難に直面してもそれを乗り越える強さと、自分の道を切り開く行動力を示しています。校則の厳しさや退学処分への賛否はありますが、ちーまきさん自身はその経験を通じて、本当に自分がやりたいことを見つけることができたのです。

インフルエンサー、グラビアアイドル、大学生という三つの顔を持つちーまきさん。高校時代の困難を乗り越えて築いた現在の充実した生活は、同じように悩みを抱える若者たちにとって、希望と勇気を与える存在となっています。今後のさらなる活躍から目が離せません。

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