中条あやみの高校は東住吉高校から日出高校へ転校|学歴と学生時代を徹底解説

中条あやみの高校時代と学歴の全貌

女優・モデルとして圧倒的な存在感を放つ中条あやみさん。

そのハーフならではの美貌と演技力で、映画やドラマ、CMに引っ張りだこの人気ぶりです。

しかし彼女の高校時代は、華やかな現在とは裏腹に、大阪と東京を往復しながら学業と芸能活動の両立に苦しんだ時期でもありました。

この記事では、中条あやみさんの高校時代を中心に、学歴と学生時代のエピソードを詳しく解説していきます。

中条あやみの学歴まとめ

中条あやみさんの学歴を時系列で整理すると、以下のようになります。

出身小学校は大阪市立阪南小学校です。

大阪府大阪市阿倍野区にある公立校で、幼少期から活発で、父親から空手を習うなど男の子のように育てられました。

出身中学校は大阪市立阪南中学校です。

地元大阪市阿倍野区にある公立校で、バドミントン部に所属していました。

中学2年生の時にグアムの空港でスカウトされて芸能界入りし、その年にファッション誌「SEVENTEEN」の「ミスセブンティーン」オーディションでグランプリを獲得しています。

出身高校は大阪府立東住吉高校芸能文化科(偏差値51)に入学しましたが、高校3年生の途中で日出高校芸能コース(偏差値42・現目黒日本大学高校)に転校して卒業しています。

大学進学については、高校卒業後は芸能活動に専念するため進学していません。

中条あやみのプロフィールと家族背景

中条あやみさんの本名は中条・あやみ・ポーリンで、1997年2月4日生まれの現在28歳です。身長は169cmと高く、血液型はO型です。

大阪府大阪市出身で、父親がイギリス人のドミニクさん、母親が日本人というハーフです。

家族構成は両親と姉の4人家族で、「あやみ」という名前はミドルネームです。

イギリス人の祖母と同じ名前を受け継いでおり、家族に大切にされて育ったことがうかがえます。

姉とは非常に仲が良く、現在も良好な関係を保っています。

父親のドミニクさんは空手家と言われており、中条さんも幼少期から父親に空手を習っていました。

父親がイギリス人であることから、中条さんは子供の頃から英会話に長けており、高校時代には流ちょうな英語であいさつする姿も見られました。

東住吉高校時代:芸能活動と学業の両立に奮闘

大阪府立東住吉高校芸能文化科への進学

中条あやみさんは2012年4月、中学校を卒業すると大阪府立東住吉高校の芸能文化科(偏差値51)に進学しました。

この高校は1955年開校の府立高校で、普通科(偏差値60)のほか、芸能文化科を設置しています。

芸能文化科では歌舞伎や落語、演劇などの専門科目が学べるようになっており、舞台の演出や照明などの制作の仕方も学ぶことができます。

ただしタレントなどの育成を目的にしているわけではなく、毎日登校しなければならないため、私立高校の芸能コースなどとは大きく異なります。

とは言え、後に芸能界入りする卒業生も多く、女優の三倉茉奈・佳奈さんやお笑いのコカドケンタロウさん、宇都宮まきさんも同校の出身者です。

元アナウンサーの逸見政孝さんやミュージシャンの桑名正博さんも卒業生として知られています。

中学校の先生のアドバイスが進路を決めた

中条さんが東住吉高校を選んだ背景には、中学3年生の時に好きだった先生のアドバイスがありました。

芸能活動をしながらも学業をしっかり続けたいという中条さんの思いを理解した先生が、この高校を勧めてくれたのです。

入学当初は芸能人が来たということで、先輩たちがよく見に来たことを中条さんは明らかにしています。

「普通の公立の高校やったんで芸能人入ってきたみたいやでと。最初は先輩とか見にきたけど、こんなもんかとだんだん来なくなりましたね」とインタビューで語っています。

中条さんは高校時代はマイペースな性格でしたが、ノリがよくムードメーカーとして校内では人気者でした。

「よく『おとなしくて、お嬢様で、バカなことはしない人だと思っていたけど、全然違うね』と言われます。実際はバカなこともするし、がさつだけど、そういうところが好きと。でも、そう言ってもらえるのは今だけですよね。そのうち怒られると思います(笑)」と高校時代のインタビューで話しています。

東京ガールズコレクションでランウェイデビュー

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高校1年生の時、中条さんにとって大きな転機が訪れます。

「東京ガールズコレクション」に出演して、はじめてランウェイを経験したのです。

この際には父親がイギリス人であることを活かし、流ちょうな英語であいさつしています。

モデルとしての才能が開花し始めた中条さんは、同じ年に榮倉奈々さん主演のテレビドラマ「黒の女教師」の生徒役で女優デビューも果たしています。

このドラマの生徒役では土屋太鳳さんや山崎賢人さん、広瀬アリスさん、杉咲花さん、千葉雄大さんなど、後に売れっ子となった俳優や女優が多数出演していたことで知られています。

大阪と東京を往復する過酷な日々

高校時代の中条さんは、当初は撮影の都度上京して仕事をしていました。

大阪の高校に通いながら東京で仕事をするという生活は、想像以上に過酷なものでした。

「私は大阪の高校に通っていて、仕事のため東京に出てきていたので、すごく大変でした。授業が受けられなかったりノートを取ることができなかったりということがあったんですけど、友達が自分で書いたノートを写真で撮って『今日はこれだけ進んだよ』と教えてくれたり、テスト期間も手伝ってくれたり、助けられながらやっていました。先生も協力的だったので、本当に恵まれていました」とインタビューで振り返っています。

東住吉高校の芸能文化科は1クラスのみで3年間メンバーが変わらなかったことから、中条さんは同級生と非常に仲が良くなりました。

友人たちの協力なくしては、学業と仕事の両立は不可能だったでしょう。

書道部の幽霊部員だった高校時代

仕事で多忙だった中条さんですが、高校時代は書道部に在籍していました。

ただし書道部にはあまり多く出席しておらず、「幽霊部員」だったことを明らかにしています。

それでも学校行事などには積極的に参加しており、高校時代の思い出を体育祭と述べています。

中条さんにとって、東住吉高校での日々は友人や先生に支えられた、かけがえのない時間だったのです。

高校3年生で映画主演という大役

高校3年生の時、中条さんはホラー映画「劇場版 零」で主演に抜擢されています。

森川葵さんとのダブル主演作で、女優としての実力を認められた証でもありました。

しかし仕事が増えるにつれ、学業との両立はますます困難になっていきました。

東住吉高校の芸能文化科は毎日登校が必要で、芸能活動への優遇措置がないため、次第に単位不足が深刻な問題となってきたのです。

日出高校への転校という苦渋の決断

単位不足による留年の危機

高校3年生の途中、中条さんは単位不足により留年の可能性が出てきました。「高校は途中から単位が足りなくなって、行けなくなったんですけど。卒業したかったですね」とインタビューで語っています。

中条さんは東住吉高校を卒業したいという強い思いを持っていました。

同級生や先生たちも、できるだけ卒業できるように協力してくれたそうです。

しかし仕事も上向きになっていた時期であり、最終的には苦渋の決断をすることになります。

日出高校芸能コースへの転校

2014年の高校3年生の途中、中条さんは日出高校(現・目黒日本大学高校)の芸能コース(偏差値42)に転校して卒業しています。

転校したのは撮影などの関係で拠点を東京に移したことと、前述の単位不足問題があったためです。

日出高校は1903年開校の私立高校で、前身の日出女子学園高校時代から芸能コースを設置していたため、多くの芸能人を輩出しています。

2019年4月からは目黒日本大学高校に校名が変更されています。

芸能コースは芸能活動への理解が深く、柔軟なカリキュラムが組まれているため、多忙な芸能人でも学業と仕事を両立しやすい環境が整っています。

中条さんにとって、日出高校への転校は芸能活動を続けながら高校卒業の資格を得るための最善の選択でした。

クラス全員が号泣した別れ

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転校する際、中条さん自らがクラスメイトに伝えましたが、全員が号泣したそうです。

3年間同じメンバーで過ごし、中条さんの学業と仕事の両立を支えてくれた友人たちとの別れは、本人にとっても非常につらいものだったでしょう。

東住吉高校の芸能文化科のクライマックスである卒業公演にも参加できなかったことは、中条さんにとって大きな心残りだったはずです。

それでも最初に在籍した東住吉高校の卒業式の日には東京から訪れて、卒業式のイベントの後片付けを手伝ったことを明らかにしています。

この行動からは、母校への深い愛情が感じられます。

日出高校での豪華な同級生たち

転校先の日出高校芸能コースでは、以下のような豪華なメンバーが同学年に在籍していました。

俳優の横浜流星さん、高杉真宙さん、佐藤寛太さん、THE RAMPAGEの吉野北人さん、岩屋翔吾さん、Snow Manの目黒蓮さん、ももいろクローバーZの佐々木彩夏さん、ファッションモデルの古畑星奈さん、松井愛莉さん、安田聖愛さん、江野沢愛美さん、女優の美山加恋さん、武藤彩未さん、矢作穂香さんなど、現在活躍する芸能人が多数在籍していました。

同世代の芸能人たちと刺激し合いながら、中条さんは女優・モデルとしてのキャリアをさらに発展させていきました。

中学校時代:芸能界入りのきっかけ

大阪市立阪南中学校でのバドミントン部活動

中条あやみさんの出身中学校は、大阪市阿倍野区にある公立校の大阪市立阪南中学校です。

中学時代はバドミントン部に所属するなど、スポーツも得意でした。

ただし当時は何度もやめようと思ったことをインタビューで述べています。

また子供の頃から習っていたバイオリンやピアノも、中学時代まで続けていました。

しかし高校受験の時期にやめてしまっています。中学時代は英語と体育が得意だったと話しています。

この中学校に在籍中は、1学年上に元NMB48のメンバーの吉田朱里さんも在籍していました。

元アナウンサーの逸見政孝さんやミュージシャンの桑名正博さん、美勇士さんも卒業生として知られています。

グアムの空港でのスカウトという運命的な出会い

中条さんの人生を変える出来事が、中学2年生の時に起こりました。

家族旅行で行ったグアムの空港でスカウトされて芸能界入りしたのです。

スカウトされたのはグアムの空港の手荷物検査で中条さんだけがひっかかり、親から「あんた、いい加減にしいや!」と怒られてベンチでしょんぼりと座っていたところを、スカウトの女性から「芸能界とか興味ありますか?」と声をかけられたという、なんとも印象的なシチュエーションでした。

その際には「びっくりしたんですけど、それよりも(親に)怒られたほうが悲しくて…」と当時を振り返っています。

また当初はまったく芸能界に興味はありませんでしたが、「友達に自慢できる」という理由でオファーを受けて芸能事務所に入っています。

ミスセブンティーンのグランプリ獲得

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スカウトされたその年、中条さんはファッション誌「SEVENTEEN」の「ミスセブンティーン」オーディションを受けてグランプリに輝きました。

この時も「学校の友達に自慢できるかも」と軽い気持ちで受けたことをインタビューで話しています。

しかし最終選考に進出して雑誌の紙面に掲載されるとたちまち学校中の噂になって、「いつ受けたの?」と友達に驚かれました。

ちなみにこの際には新川優愛さんや坂東希さん、橋爪愛さんもグランプリに選ばれています。

また中条さんは他の参加者たちが有名ブランドの服や靴を着用してオーディションに臨む中、小学校時代に買った無名ブランドの服と300円で買った靴を着用してグランプリに輝きました。

飾らない自然な魅力が、審査員の心を掴んだのでしょう。

中学時代の驚きの食生活

加えて中条さんは中学校時代に1日6食も食べていた驚きのエピソードも残されています。

朝ご飯を食べて学校では早弁し、昼食は学食で食べて、放課後にはたこ焼きを食べながらファミレスに向かって食事して、その後は自宅で晩御飯を食べていました。

いくら育ち盛りと言っても1日6食はすごいですし、当時の中条さんは「SEVENTEEN」のモデルをやっていましたから、そんなに食べても体型を維持できたのは驚異的です。

若さゆえの代謝の良さと、持って生まれた体質に恵まれていたのでしょう。

小学校時代:ハーフとして育った幼少期

大阪市立阪南小学校での活発な日々

中条あやみさんの出身小学校は、大阪府大阪市阿倍野区の公立校・阪南小学校が有力です。インターネット上には中条さんの実家が阿倍野区の阪南町にあるという情報も多く、この小学校の校区に該当します。

幼少期から活発だった中条さんは、父親から空手を習うなど、男の子のように育てられています。また小さい頃から様々な楽器に親しんでおり、小学校時代は水泳とバイオリン、ピアノを習っていました。

バイオリンは父親のドミニクさんの影響ではじめており、中条さんも音楽のある環境で育ったと述べています。他にもギターやフルートなども家にあり、様々な楽器に囲まれて育ったそうです。

小学生で既に160cmの高身長

小学生の頃に既に160cmあった中条さんは、ランドセルが入らずに片方の肩にかけて通学していました。現在の身長が169cmですから、小学生の時点でかなりの高身長だったことがわかります。

ハーフということもあり、幼い頃から周囲とは違う存在感を放っていたのでしょう。その特別な雰囲気が、後に芸能界でのキャリアを切り開く大きな武器となりました。

高校卒業後:芸能活動に専念する道

大学に進学せず女優業に専念

2015年3月に高校を卒業した中条さんは、大学には進学せずに芸能活動に専念する道を選びました。当時は映画の主演作なども決まっていましたから、受験勉強などをする暇もなかったようです。

高校を卒業した2015年には、専属モデルを務めていたファッション誌「SEVENTEEN」ではじめて単独で表紙モデルを務めています。この頃には広瀬すずさんや西内まりやさん、新川優愛さんなどと並んで同誌の看板モデルのひとりになっていました。

ポカリスエットCMでの転機

高校卒業直後、中条さんの知名度を一気に押し上げたのが「ポカリスエット」のCMでした。「売れる女優の登竜門」とされるこのCMは、オーディションで勝ち抜いて出演を射止めたものです。

実は中条さんはこのCMのオーディションに落ちたら芸能界以外の仕事も考えたとインタビューで述べています。このCMは自分でオーディションで掴んだこともあって、大きな転機になったとも語っています。

翌年にはバラエティ番組「アナザースカイ」のMCも務め、2021年には日本テレビの「ぐるぐるナインティナイン・ゴチになります!」のメンバーとなり、バラエティにも進出しています。

女優としての確固たる地位

中条あやみの高校は東住吉高校から日出高校へ転校|学歴と学生時代を徹底解説

高校卒業後、中条さんは順調にキャリアを重ね、現在は人気モデルでありながら、期待の若手女優としても注目を集めています。

ドラマや映画の主演作も続々と製作されており、女優として大ブレイクを果たしました。

2017年に主演した映画「覆面系ノイズ」では劇中で披露した歌声も大きな話題になり、多才ぶりを発揮しています。

また2023年5月には実業家の市原創吾さんとの結婚を発表し、プライベートでも幸せをつかんでいます。

中条あやみの高校時代から学べること

夢と現実の狭間での決断力

中条あやみさんの高校時代は、夢と現実の狭間で難しい決断を迫られる日々でした。

東住吉高校での学校生活を続けたいという思いと、芸能活動に専念したいという思いの間で揺れ動きながら、最終的には自分のキャリアを優先する選択をしました。

転校という決断は決して簡単なものではなかったでしょう。

クラス全員が号泣したという別れのエピソードからは、友人たちとの強い絆と、それを断ち切らなければならなかった苦しみが伝わってきます。

しかしその決断があったからこそ、現在の中条あやみという女優が存在します。

人生の岐路において、自分が本当にやりたいことを見極め、勇気を持って選択することの大切さを、彼女の高校時代は教えてくれます。

周囲の支えの重要性

中条さんの高校時代を支えたのは、友人や先生たちの協力でした。

授業が受けられない日はノートを写真で撮って送ってくれた友人、テスト期間に手伝ってくれた友人、協力的だった先生たち。

こうした周囲の支えなくしては、学業と仕事の両立は不可能だったでしょう。

また転校後も、卒業式のイベントの後片付けを手伝いに東京から訪れたというエピソードからは、母校への深い愛情と感謝の気持ちが感じられます。

人間関係を大切にする姿勢が、彼女の人柄の良さとして表れているのでしょう。

軽い気持ちから始まった芸能界キャリア

興味深いのは、中条さんが当初は芸能界に全く興味がなく、「友達に自慢できる」という軽い気持ちでスカウトを受けたり、オーディションを受けたりしていたことです。

しかし軽い気持ちで始めたことが、彼女の人生を大きく変えることになりました。時として、人生の大きな転機は予想外のタイミングで訪れるものです。

チャンスが巡ってきた時に、それを掴む勇気を持つことの大切さを教えてくれます。

まとめ:困難を乗り越えた高校時代が現在の礎

中条あやみさんの高校時代は、大阪府立東住吉高校芸能文化科での充実した日々と、日出高校芸能コースへの転校という苦渋の決断という、二つの対照的な経験で構成されています。

東住吉高校では友人や先生に支えられながら、大阪と東京を往復する過酷な日々を送りました。

学業と仕事の両立に苦しみながらも、体育祭などの学校行事に参加し、高校生らしい青春の一コマも経験しました。

しかし単位不足により留年の危機に直面し、芸能活動との両立を考えて日出高校に転校することを決断します。

クラス全員が号泣したという別れは、東住吉高校での日々がいかに充実していたかを物語っています。

日出高校では同世代の芸能人たちと刺激し合いながら、女優・モデルとしてのキャリアをさらに発展させました。

高校卒業後は大学に進学せず芸能活動に専念し、ポカリスエットのCMをきっかけに知名度が急上昇しました。

中条あやみさんの高校時代は、夢を追いかけることの厳しさと、それを支えてくれる人々の大切さ、そして人生の岐路で自分の道を選び取る勇気の重要性を教えてくれます。

困難を乗り越えた高校時代の経験が、現在の女優・中条あやみの礎となっているのです。

今後もその美貌と演技力で、多くの人々を魅了し続けるであろう中条あやみさん。

彼女の高校時代のエピソードは、夢に向かって努力するすべての人にとって、勇気と希望を与えてくれるものです。

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