ザ・マミィ酒井貴士の大学はどこ?学歴と壮絶な学生時代を徹底解説

お笑いコンビ「ザ・マミィ」のボケ担当として活躍する酒井貴士さん。

2021年の「キングオブコント」決勝進出をきっかけに注目を集め、現在はテレビやYouTubeで幅広く活動しています。

しかし、その華やかな活躍の裏には、壮絶な学生時代がありました。

本記事では、酒井貴士さんの大学や学歴について、詳しく解説していきます。

ザ・マミィ酒井貴士のプロフィール

まずは、酒井貴士さんの基本情報を確認しましょう。

  • 本名:酒井尚(さかい たかし)※旧芸名
  • 生年月日:1991年6月1日
  • 出身地:東京都目黒区
  • 身長:166cm
  • 血液型:O型
  • 担当:ボケ

酒井さんは東京都目黒区で生まれ育ち、2015年に24歳で人力舎のお笑い芸人養成所「スクールJCA」に入所しました。

2018年に相方の林田洋平さんとコンビ「ザ・マミィ」を結成し、現在に至ります。

酒井貴士の大学はどこ?謎に包まれた大学時代

大学名は非公表も小規模な私立大学と推測

酒井貴士さんは大学を卒業していますが、大学名は公表していません。

本人のインタビューから、以下の特徴が明らかになっています。

酒井さんは「首都圏の小規模な大学で、あまりレベルが高くなかった」と語っています。

構内に入ると墨を入れた人やうんこ座りでタバコを吸っている人がいて、入学した瞬間に「終わった…」と感じたそうです。

大学内は「アニメーションなど何かを突出して好きなオタクのグループ」と「ヤンキーグループ」の二極化していたと明かしており、酒井さん自身はどちらにも馴染めなかったといいます。

大学候補として考えられる学校

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これらの証言から、酒井さんが通っていた可能性がある大学として、以下のような首都圏の小規模私立大学が候補に挙がります。

  • 日本社会事業大学
  • 東京未来大学
  • 東京成徳大学
  • 文京学院大学
  • 東京富士大学
  • 日本文化大学

インターネット上では東京学芸大学という情報も見られますが、本人が「あまりレベルが高くなかった」と明言していることから、国立大学である可能性は低いでしょう。

大学時代のエピソード:借金とパチンコに明け暮れた日々

19歳で初めての借金、きっかけはアロハシャツ

酒井さんの大学時代を語る上で欠かせないのが、借金のエピソードです。

初めて借金をしたのは大学1年生、19歳のときでした。

きっかけは「どうしても今すぐにアロハシャツが2枚欲しかった」という理由からでした。

クレジットカードを作って約1万円の買い物をしたのが借金の始まりで、当時のショッピング枠は20万円ほどだったといいます。

その後、借金は徐々に膨らんでいき、50万円ほどになった際には親に肩代わりをしてもらい、いったん全額返済しています。

友人ができずパチンコに依存

大学で友人ができなかった酒井さんは、早々にパチンコにハマってしまいます。

さらに、ジムやプロテインにもお金をつぎ込んでいたため、常にお金がない状態でした。

このような状況から、大学時代の酒井さんには「銭無しゴリラ」というあだ名がついていました。

パチンコと筋トレに明け暮れる日々の中で、借金はさらに膨らんでいったのです。

就職活動をほとんどせず、お笑いの道へ

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ヤンキーの多い大学環境だったこともあり、酒井さんは就職活動もあまり行いませんでした。

しかし、4年生になるとヤンキーたちも黒髪に戻して就活を始めたそうです。

その様子を見た酒井さんは「会社に入っても、こういう人たちと一緒に働かないといけないのかと思ったら、同じルートを辿りたくないな」と感じたといいます。

この経験が、後にお笑い芸人を目指すきっかけの一つになったのかもしれません。

大学時代の衝撃エピソード:彼女のヒゲ事件

男性ホルモン剤でヒゲを生やす試み

現在はヒゲがトレードマークの酒井さんですが、大学時代は体毛が薄いことにコンプレックスを抱いていました。

EXILEのメンバーのようなかっこいいヒゲに憧れ、口の周りに男性ホルモンの薬を塗ったところ、見事にヒゲが生えてきたそうです。

彼女への予期せぬ影響

しかし、当時付き合っていた彼女とキスをしているとき、この男性ホルモンの薬が臭いと言われてしまいます。

そのため、薬を塗るのをやめ、ヒゲもつるつるに剃ったといいます。

ところが、しばらくしてその彼女とキスをしていると、サラっと彼女からヒゲの感触が感じられたそうです。

さすがに男性のような濃いヒゲではありませんでしたが、産毛が濃くなったのではないかと酒井さんは語っています。

酒井さんのヒゲが筆のような役割を果たし、彼女の口周りにうまく男性ホルモン剤が塗れてしまったと考えられます。

今となっては笑い話ですが、当時は大変な出来事だったことでしょう。

中学時代:運動音痴に悩まされた日々

目黒区立中央中学校に在籍

酒井さんの出身中学は、東京都の目黒区立中央中学校です。

この中学校は2006年4月に目黒区立第二中学校、第五中学校、第六中学校が統合して誕生したため、実際には統合前のこれら3校のいずれかに入学したと考えられます。

卓球では都大会出場も、他の運動は苦手

中学時代の酒井さんは卓球部に在籍しており、3年生のときには東京都の大会に出場した経験があります。

卓球は得意でしたが、卓球以外の運動はかなり苦手だったようです。

本人は「とにかく運動ができなかった。学生時代ってスポーツができないと話にならないじゃないですか。モテないし友達もできない」と振り返っています。

体育の授業での辛い経験

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中学時代は運動神経が悪すぎて浮いてしまい、授業中も先生に「ふざけるな」と怒られるくらい運動ができませんでした。

体育の授業のサッカーの試合には出場させてもらえず、一人で壁当てをしていたこともあったそうです。

たまに試合に出場してもゴールキーパーで、時には「ゴールに横たわってろ!」と言われて、シュートを体で弾く「器具」になったことを明かしています。

運動が苦手な学生にとって、体育の授業がいかに辛いものであるか、酒井さんの経験が物語っています。

高校時代:3つの高校を4年かけて卒業

最初の高校での挫折

運動音痴の悩みは高校に入っても続きました。

最初に入学した高校でも、相変わらず体育の時間が辛かったといいます。

「球技で足を引っ張らないように審判に回ったら、サボってると誤解されて先生に怒られたりして」と当時を振り返っています。

どうすればいいのか悩んだ末、小学生時代の友達がいる学校に転校することを決意しました。

転校での予期せぬ失敗

しかし、ここで酒井さんは転校の仕組みを理解していなかったため、大きな失敗をしてしまいます。

一度学校を辞めて入り直したため、また1年生からやり直すことになってしまったのです。

これにより同級生とは学年がズレてしまい、1個下の子たちとの学校生活にも馴染めず、その学校も辞めることになりました。

壮絶ないじめの経験

この時期、酒井さんは壮絶ないじめも受けていました。

小学校から高校まで「ネズミ」というあだ名で呼ばれており、クラスの女子から机をお腹にドンと蹴飛ばされたり、「キモい」と言われるのがほぼ日常だったといいます。

さらに、体育倉庫に呼び出されて「ボール回収係」に任命され、授業が始まっているのにもかかわらず、ずっと拾わされ続けたこともあったそうです。

都立新宿山吹高校で無事卒業

最終的に酒井さんは、東京都立新宿山吹高校の通信制課程を卒業しています。

この高校は1991年開校の都立高校で、無学年の定時制・通信制課程のみを設置しています。

定時制・通信制でありながら難関大学にも進学する生徒がおり、偏差値も異例の高さを誇っています。

通信制課程は毎年20名前後の募集という狭き門で、入学試験も実施されることから偏差値54程度とされています。

苦手だった体育の授業では、酒井さんはヨガの単位を取得することで、無事に高校を卒業することができました。

3つの高校を4年かけての卒業でしたが、諦めずに卒業までたどり着いたことは立派だと言えるでしょう。

新宿山吹高校の著名な卒業生

新宿山吹高校は、多くの芸能人を輩出していることでも知られています。

主な卒業生には、女優の本田翼さん、タレントの井上晴美さん、はしのえみさん、歌手のソニンさん、タレントの中江有里さんなどがいます。

実家はお金持ち?恵まれた家庭環境

目黒区の実家と別荘の存在

酒井さんの実家は東京都の目黒区にあります。

目黒区といえば芸能人も多く住んでいる人気の街で、高級住宅も多く立ち並んでいます。

さらに驚くべきことに、酒井さんの実家は富士の方に別荘を所有しており、ゆくゆくはこの別荘を酒井さんがもらう予定になっているそうです。

わざわざ別荘に行く用の車もあり、この車も酒井さんがもらう予定になっています。

酒井さんはこれらを「貴士小屋」と「貴士号」と名付けています。

父親の職業の謎

酒井さんは父親の職業を聞かれると「係長」と答えていますが、係長クラスで別荘を所有することができるかは疑問が残ります。

もしかしたら経営者クラスではないかと推測されています。

毎月3万円の小遣いをもらっていた子供時代

酒井さんは「子供のころは厳しく育てられ、自由に使うお金もなかった」と語っていますが、実際には毎月3万円の小遣いをもらっていたことが判明しています。

このことからも実家がお金持ちであることがわかります。

親への感謝の気持ち:月1,500円の仕送り

そんな恵まれた環境で育った酒井さんですが、親には少なからず感謝しているようで、現在は実家に仕送りをしているといいます。

その額はなんと毎月1,500円だったそうです。

最初は1,000円仕送りをしていましたが、少ないと思い500円上乗せしたそうです。

毎月3万円の小遣いを10年ほどもらっていたので、本人いわく「200年あれば返せる」としています。

金額は少ないものの、親への感謝の気持ちを形にしようとする姿勢は微笑ましいエピソードです。

お笑い芸人への道:24歳での決断

2015年にスクールJCAに入所

大学卒業後、酒井さんは24歳だった2015年に人力舎のお笑い芸人養成所「スクールJCA」に入所しました。

養成所の同期には「ターリーターキー」らがいます。

子供の頃から志村けんさんに憧れを抱いていた酒井さんで「僕はずっと『バカ殿』が好きで、バカ殿になりたかった。子供のころ最初に観たコントなので憧れが強い」と語っています。

トリオ「卯月」からコンビ「ザ・マミィ」へ

2016年、酒井さんは林田洋平さんと木場事変さんとでお笑いトリオ「卯月」を結成しました。

しかし2018年に「卯月」が解散後、林田さんとお笑いコンビ「ザ・マミィ」を結成します。

2021年キングオブコント決勝進出で大ブレイク

コンビ結成から3年後の2021年、「ザ・マミィ」は「キングオブコント」で決勝に進出し、にわかに大きな注目を集めました。

この成功をきっかけに、バラエティ番組への出演が増え、YouTubeの公式チャンネルも人気を博しています。

壮絶な学生時代を経験した酒井さんですが、その経験が今のお笑いに活かされているのかもしれません。

いじめや挫折を乗り越えて夢を追い続けた姿勢は、多くの人に勇気を与えています。

まとめ:苦難を乗り越えた酒井貴士の学歴と人生

ザ・マミィの酒井貴士さんの学歴をまとめると以下のようになります。

  • 小学校:目黒区内の公立校(校名不明)
  • 中学校:目黒区立中央中学校(統合前の第二、第五、第六中学校のいずれか)
  • 高校:3つの高校を経て、都立新宿山吹高校通信制課程を卒業
  • 大学:首都圏の小規模私立大学(大学名は非公表)

酒井さんの学生時代は、運動音痴によるいじめ、転校の失敗、借金問題など、決して順風満帆ではありませんでした。

しかし、それらの経験を乗り越えて、現在はお笑い芸人として多くの人を笑顔にしています。

目黒区の恵まれた家庭環境で育ちながらも、様々な苦難を経験した酒井さん、その人生経験の豊富さが、今のお笑いの深みにつながっているのかもしれません。

「キングオブコント」決勝進出後、テレビやYouTubeで活躍の場を広げている「ザ・マミィ」。酒井さんの今後のさらなる活躍に期待が高まります。

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