フワちゃんの高校時代を徹底解説!退学の真相から定時制転校まで波乱の学生生活

YouTuberでお笑いタレントのフワちゃんは、現在では数多くのテレビ番組に出演し、誰に対してもタメ口で話す破天荒なキャラクターで知られています。しかし、その明るい印象とは裏腹に、高校時代は退学や転校など、波乱に満ちた学生生活を送っていました。

本記事では、フワちゃんの高校時代について、退学の真相や定時制高校での生活、その後の芸能活動への影響まで詳しく解説します。

フワちゃんが通った高校の基本情報

フワちゃんは2つの高校に在籍した経歴を持っています。まず中学卒業後に入学したのが東京都立翔陽高校で、その後、東京都立立川高校の定時制課程に転校し、そこで卒業しました。

東京都立翔陽高校(中退)

学校概要
  •  所在地:東京都八王子市館町1097-136
  • 偏差値:56(中の上レベル)
  • 学校の特色:2005年に都立館高校と都立八王子高陵高校を統合して開校した比較的新しい高校

フワちゃんはこの高校に入学しましたが、1年生の途中で退学処分となりました。同級生には声優の佐倉綾音さんがおり、佐倉さんはバラエティ番組「あいつ今なにしてる?」で「学年にヤバい子がいたのは覚えている」と当時を振り返っています。

東京都立立川高校・定時制課程(卒業)

学校概要
  • 所在地:東京都立川市錦町2-13-5
  • 偏差値:30台(定時制課程)
  • 学校の特色:1901年開校の伝統校で、全日制課程は偏差値71の都内屈指の進学校

立川高校の全日制は東京・多摩地区でトップクラスの進学校として知られていますが、フワちゃんが通ったのは定時制課程です。通常4年間で卒業となる定時制課程ですが、フワちゃんは翔陽高校時代の単位が認められたため3年間で卒業しています。

翔陽高校時代:バスケ部に所属するも1年で退学

翔陽高校に入学したフワちゃんは、中学時代に続いてバスケットボール部に所属していました。身長161cmと決して高くはありませんが、小学校時代からアメリカで過ごした経験もあり、スポーツ万能な一面を持っていました。

しかし、高校生活は長く続きませんでした。フワちゃんは1年生の途中で退学処分となってしまいます。当時から自由奔放な性格だったフワちゃんですが、学校という枠組みの中では、その個性が問題視されることもあったようです。

同級生だった声優の佐倉綾音さんは、当時のフワちゃんについて「学年にヤバい子がいた」と記憶していましたが、高校卒業後にフワちゃんの動画を見ても同級生だとは気づかなかったそうです。それほど当時のフワちゃんは目立つ存在でありながら、深い交友関係は築いていなかったのかもしれません。

高校退学の真相:教師への暴力行為が原因

フワちゃんが翔陽高校を退学になった理由は、教師に手を出したことが原因でした。具体的には数学教員の股間を蹴り上げるという行為に及び、学校側から謝罪を求められましたが、フワちゃんは最後まで謝罪を拒否しました。この態度が決定打となり、退学処分が下されることになりました。

退学に至った背景

当時のフワちゃんは、権威や規則に対して反発する傾向が強かったようです。中学時代から先生に対してタメ口で話すなど、一般的な学校のルールに馴染めない部分がありました。ただし、中学時代の担任教師は「悪意を感じなかった」としてフワちゃんの個性を認めていましたが、高校ではそうした理解が得られなかったのかもしれません。

この出来事について、フワちゃん本人はインタビューやバラエティ番組でほとんど語っていません。大学時代や中学時代については多くのエピソードを披露するフワちゃんですが、高校時代だけは触れたがらない様子が見られます。これは本人にとっても辛い経験だったことを物語っています。

立川高校定時制への転校:陸上部で活躍した日々

翔陽高校を退学になったフワちゃんは、その後、東京都立立川高校の定時制課程に編入しました。定時制高校は昼間働きながら夜間に学ぶ生徒が多く、全日制とは異なる雰囲気の中で新たな高校生活をスタートさせました。

陸上部での活躍

立川高校に転校後、フワちゃんは陸上部に入部しました。実は入学当初はバスケットボール部に入部していましたが、自分の足の速さに気づいてすぐに陸上部に転部しています。この判断は正しく、フワちゃんは中長距離を担当し、800m走で定時制高校の東京大会に出場するまでになりました。残念ながら予選落ちという結果でしたが、部活動を通じて充実した高校生活を送っていたことがうかがえます。

定時制ならではの生活

定時制高校に通いながら、フワちゃんは昼間の時間を使ってアルバイトにも励んでいました。ただし、フワちゃんのアルバイト歴は波乱万丈で、この頃から「クビの常習犯」だったようです。性格が飽きっぽく、同じ仕事を15分と続けられなかったり、職場からいなくなったり、フレンドリーな接客とタメ口を履き違えたりと、問題行動が絶えませんでした。

高校時代のエピソードと人間関係

フワちゃんの高校時代を徹底解説!退学の真相から定時制転校まで波乱の学生生活

立川高校時代のフワちゃんは、翔陽高校時代と同様にハイテンションで明るいキャラクターでした。フワちゃんのインスタグラムには高校の同級生から「不破だあ♡高校から変わってない」というコメントが寄せられており、当時から現在のキャラクターが確立していたことが分かります。

先生との関係性

フワちゃんの高校時代を徹底解説!退学の真相から定時制転校まで波乱の学生生活

高校時代も先生に対する態度は独特でした。嫌いな先生の顔写真を切り抜いて、つくしの上に貼って遊ぶといういたずらをしていたエピソードが残っています。一方で、定時制高校の先生たちはフワちゃんの個性を比較的受け入れていたようで、無事に卒業することができました。

勉強への取り組み

破天荒なイメージが強いフワちゃんですが、実は高校時代に真剣に勉強していた時期もあります。特に帰国子女として得意だった英語については、高校時代にかなり力を入れて学習していました。また、定時制課程にも関わらず大学進学を目指していたことから、学業にもしっかりと取り組んでいたことが分かります。

ベッキーへの憧れが大学進学のきっかけに

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高校時代のフワちゃんには、明確な目標がありました。それは当時人気絶頂だったタレントのベッキーさんのようになることでした。フワちゃんは当初、ベッキーさんが高卒だと思い込んでおり、自分も高校を卒業したらすぐに芸能界を目指すつもりでいました。

しかし、高校の先生からベッキーさんが大卒だと知らされると、フワちゃんは方針を大きく転換します。「ベッキーさんが大学に行ったなら自分も行く」と決意し、猛勉強の末に東洋大学への進学を果たしました。このエピソードは、後に「徹子の部屋」に出演した際に本人が明かしています。

高校時代の勉強方法

定時制高校に通いながら大学受験の準備をするのは簡単ではありませんでした。しかし、フワちゃんは帰国子女として培った英語力を武器に、受験勉強に取り組みました。最終的に偏差値53の東洋大学文学部中国哲学科に合格したことは、高校時代の努力が実を結んだ証と言えるでしょう。

高校時代が芸能活動に与えた影響

フワちゃんの高校時代の経験は、現在の芸能活動に大きな影響を与えています。退学や転校という挫折を経験しながらも、最終的には大学進学を果たしたという経歴は、フワちゃんの精神的な強さを物語っています。

タメ口キャラの原点

フワちゃんといえば、梅沢富美男さんや和田アキ子さんといった大御所芸能人に対してもタメ口で話すことで知られています。この話し方のスタイルは、実は中学時代の恩師が由来となっています。中学時代の担任・門倉先生に対してタメ口で話していたフワちゃんを、先生は「悪意を感じない」として受け入れてくれました。

この経験がフワちゃんに「自分らしさを貫いても良い」という自信を与えたのでしょう。ただし、高校での退学処分という痛い経験もしているため、現在では相手を見てしっかりと使い分けています。高嶋ちさ子さん、デヴィ夫人、アンミカさん、小池百合子東京都知事などには敬語で話すなど、空気を読む能力も持ち合わせています。

挫折からの復活経験

高校を退学になるという経験は、多くの人にとって大きな挫折となります。しかし、フワちゃんはそこで諦めることなく定時制高校に編入し、さらには大学進学まで果たしました。この「挫折しても立ち上がる力」は、お笑い芸人としてデビュー後の苦難を乗り越える原動力となっています。

実際、フワちゃんは大学卒業後、所属事務所をクビになったり、アルバイト先が潰れて無職になったりと、多くの困難に直面しました。しかし、YouTubeという新しいフィールドで成功を収め、現在ではテレビでも引っ張りだこの人気者となっています。この諦めない姿勢は、高校時代の経験が育んだものと言えるでしょう。

フワちゃんの高校卒業後の進路と現在

フワちゃんの高校時代を徹底解説!退学の真相から定時制転校まで波乱の学生生活

立川高校の定時制課程を3年間で卒業したフワちゃんは、東洋大学文学部中国哲学科(現在の東洋思想文化学科)に進学しました。大学では性善説に憧れて中国哲学を専攻し、英語と中国語も習得してトリリンガルとなりました。

大学時代の芸人修行

大学2年生の時、友人から「フワおもしろくね?芸人になった方がよくね?」と言われたことをきっかけに、お笑いタレント養成所のワタナベコメディスクール(WCS)に入校しました。学費は自分で稼ぎながら、居候生活を送りつつ芸人の道を目指しました。

しかし、コンビを2度組んで解散し、最終的には事務所をクビになるという挫折も経験しました。それでも諦めずにYouTubeチャンネルを開設したことが転機となり、現在の成功につながっています。

現在の活躍

2019年以降、フワちゃんはテレビ番組への出演が急増し、バラエティ番組を中心に活躍しています。親友の指原莉乃さんのプッシュもあり、数々の人気番組のレギュラーを務めるまでになりました。YouTubeチャンネル「フワちゃんTV」も好調で、登録者数は数十万人規模に成長しています。

失言で干される

2024年夏、フワちゃんは女芸人として大人気のやす子さんに対して自身のXから失言するといった事件を起こしました。

Xでの発言は削除されましたが一度出てしまった発言を取り消すことはできず、テレビでその姿を見ることがなくなり事実上の休業状態になりました。

しかしその後、2025年11月、活動休止を経てプロレスラーとして転身することを発表し話題となりました。

まとめ:波乱の高校時代が作り上げた唯一無二のキャラクター

フワちゃんの高校時代は、退学、転校、定時制での生活と、決して平坦な道のりではありませんでした。翔陽高校での退学処分という挫折を経験しながらも、立川高校の定時制課程で再スタートを切り、最終的には大学進学まで果たした経歴は、フワちゃんの精神的な強さを物語っています。

高校時代の経験は、現在のフワちゃんのキャラクター形成に大きく影響しています。タメ口で話すスタイル、権威に臆さない姿勢、そして挫折から立ち上がる力は、すべて高校時代に培われたものです。一方で、相手を見て敬語とタメ口を使い分けるなど、空気を読む能力も持ち合わせており、ただ破天荒なだけではない賢さも兼ね備えています。

現在では YouTuberとお笑いタレントとして大活躍しているフワちゃんですが、その成功の裏には高校時代の波乱万丈な経験があったことを知ると、また違った見方ができるのではないでしょうか。挫折を経験しながらも自分らしさを貫き続けたフワちゃんの姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれるはずです。

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