鈴木亮平の高校!兵庫県立芦屋南高校国際文化科卒業!アメリカ留学でドイツ語も習得、東京外国語大学へ進学した英語力の秘密

徹底した役作りで知られ、「カメレオン俳優」として高い評価を受ける鈴木亮平さん。

NHK大河ドラマ「西郷どん」の主演や、朝ドラ「花子とアン」でのブレイク、そして2024年には実写版「シティーハンター」で主演を務めるなど、第一線で活躍し続けています。

また英検1級保持者としても知られ、流暢な英語力も大きな魅力です。

この記事では、鈴木亮平さんの学歴(高校・中学校・小学校・大学)について、出身校の偏差値や当時のエピソードとともに詳しくご紹介します。

高校時代にアメリカ・オクラホマに留学してドイツ人女性に恋をしてドイツ語まで習得し、東京外国語大学に進学した語学力の秘密に迫ります。

  1. 鈴木亮平(すずき りょうへい)のプロフィール
  2. 鈴木亮平の学歴まとめ
  3. 鈴木亮平の出身小学校は西宮市立津門小学校
    1. 洋画を字幕で見る家庭環境
    2. 7歳でアメリカ旅行、英語が通じた喜び
    3. 小学5年生からYMCAに通学
    4. 小学6年生で阪神淡路大震災に被災
    5. 地元西宮は阪神ファンの街
  4. 鈴木亮平の出身中学校は西宮市立今津中学校
    1. バスケットボール部で主力選手として活躍
    2. 著名な卒業生
    3. YMCAに3年間通い続ける
    4. 中学時代に映画に熱中、俳優に興味
  5. 鈴木亮平の出身高校は兵庫県立芦屋南高等学校国際文化科
    1. 学校概要と偏差値
    2. 外国映画を深く理解するため英語を学びたかった
    3. 40名1クラス、男子3名の国際文化科
    4. 著名な卒業生
    5. ファッションモデルのミカエルさんと親友
    6. バスケットボール部でセンターを務める
    7. 高校1年生でアメリカ・オクラホマに語学留学
    8. ドイツ人女性に恋をしてドイツ語を猛勉強
    9. 留学中にプロムに参加、人気投票で1位に
    10. 甲子園球場でビール売りのアルバイト
  6. 鈴木亮平の出身大学は東京外国語大学外国語学部
    1. 国内最高峰の外国語大学に進学
    2. 著名な卒業生
    3. 大学時代に英検1級を取得
    4. NHKで報道番組の雑用係としてアルバイト
    5. 演劇サークルで俳優を志す
    6. 50社以上に断られるもモデル事務所に所属
    7. モデル経験で「オーディションに落ちることに慣れる」
    8. 8年間交際した9歳年上の女性と結婚
  7. 大学卒業後の活躍
    1. 23歳で演技学校に入所
    2. 2006年に俳優デビュー
    3. 2014年に朝ドラでブレイク
    4. 2018年に大河ドラマ主演
    5. 徹底した役作りで「カメレオン俳優」に
    6. 2024年に実写版「シティーハンター」主演
  8. まとめ:家族の影響と留学経験が語学力の秘密、徹底した役作りで愛される俳優へ

鈴木亮平(すずき りょうへい)のプロフィール

鈴木亮平さんの基本プロフィールをご紹介します。

  • 本名:鈴木亮平
  • 生年月日:1983年3月29日
  • 出身地:兵庫県西宮市
  • 身長:186cm
  • 血液型:A型
  • 職業:俳優、モデル
  • デビュー:2006年(テレビドラマ「レガッタ〜君といた永遠」)
  • 資格:英検1級

鈴木さんは2006年にテレビドラマ「レガッタ〜君といた永遠」で俳優デビューし、2014年にNHK朝ドラ「花子とアン」のヒロインの夫役で知名度が上昇しました。

2018年にはNHK大河ドラマ「西郷どん」で主演を務め、徹底した役作りと高い演技力で評価を確立しています。

鈴木亮平の学歴まとめ

まず、鈴木亮平さんの学歴を一覧でまとめます。

  • 出身大学:東京外国語大学 外国語学部欧米第一課程英語専攻
  • 出身高校:兵庫県立芦屋南高等学校 国際文化科
  • 出身中学校:西宮市立今津中学校
  • 出身小学校:西宮市立津門小学校

鈴木さんは地元兵庫の公立小中学校を卒業後、英語教育に定評のある県立高校の国際文化科に進学し、高校時代にアメリカに1年間留学しました。

その後、国内最高峰の外国語大学である東京外国語大学に進学しています。

鈴木亮平の出身小学校は西宮市立津門小学校

洋画を字幕で見る家庭環境

鈴木亮平さんの出身小学校は、地元西宮市の公立校である津門(つと)小学校です。

家族構成は両親と兄、妹の5人家族です(3人きょうだいの次男)。父親は建築家で「男女平等」の考えを持っており、家事も妻任せではなく分担していたとのこと。

またお兄さんも英語が堪能で、海外で研究職の仕事に就いています。

家族全員洋画が好きで、鈴木さんが小学校1年生の時には既に吹き替えではなく字幕で映画を見ており、その当時から俳優や英語に興味を持ちはじめています。

両親の影響で、早くから字幕の洋画に親しむ環境があったことが、後の語学力につながっていきます。

7歳でアメリカ旅行、英語が通じた喜び

叔父が海外在住だったことから、鈴木さんは7歳の時にはじめて海外(アメリカ)に行き、ユニバーサルスタジオやディズニーランドにも行っています。

またその際に英語に関する忘れられないエピソードがあります。

「英語について覚えているのは、大人たちから『トイレどこか英語で聞いてごらん』なんて言われて、『レストルーム?』って言ってみたら、あそこだよって教えてもらえたこと。”通じた!”っていうあの時の喜びは、忘れられないですね」

この喜びこそ、後に東京外語大学まで進学して英語を学んだ原点だったようです。

小学5年生からYMCAに通学

鈴木亮平の高校!兵庫県立芦屋南高校国際文化科卒業!アメリカ留学でドイツ語も習得、東京外国語大学へ進学した英語力の秘密

小学校5年生の頃から親に勧められて、YMCAに通学しています。YMCAとはキリスト教青年会のことで、そこで鈴木さんは遊びの延長として英語を学びはじめました。

小学6年生で阪神淡路大震災に被災

そして鈴木さんが小学校6年生の時、人生を大きく変える出来事が起こります。1995年1月17日、阪神淡路大震災に被災したのです。

「あの時、子ども部屋の2段ベッドで兄貴と寝ていた。

地震が起きてすぐに父親が部屋に飛び込んできた。『地震だ。外に出るぞ』。暗闇の中、部屋に立つ父親のシルエットが頭に焼き付いている」

「地震からしばらくして阪神電車が神戸まで復旧した日、父親に連れられて電車に乗った。車窓から見えた神戸のまちは悲惨だった。

『この景色をしっかり覚えておけ』。父からはそう言われた。地震とはどういうものか、地震が起きればまちはどうなるのか。父と一緒に電車に乗りながら、痛み、苦しみを知った」

当時の鈴木さんは児童会長を務めていましたが、小学校の体育館が避難所になったことから使用できず、卒業式は屋外でおこなわれ、そこで祝辞を述べたことを語っています。

加えて周囲の公園にも仮設住宅が建てられたので、中学に入学後も公園で遊んだ記憶がないそうです。

この震災の経験が、後の鈴木さんの人間性や俳優としての表現力に影響を与えたことは間違いないでしょう。

地元西宮は阪神ファンの街

ちなみに地元の西宮市は、ほとんどの人が阪神ファンだそうで、幼少期の遠足の写真を見ると、被っている帽子がみんな阪神の野球帽という驚きのエピソードもあります。

鈴木さん自身も「もう、制服みたいになっちゃってますからね」と自身のブログで発信していました。

鈴木亮平の出身中学校は西宮市立今津中学校

バスケットボール部で主力選手として活躍

鈴木亮平さんの出身中学校は、地元西宮市の公立校である今津中学校です。

中学時代はバスケットボール部で部活動にも打ち込んでいました。当時も主力選手として活躍しています。186cmという長身は、中学時代から活かされていたようです。

著名な卒業生

今津中学校の卒業生には、ミュージシャンの村上ポンタ秀一さんがいます。

YMCAに3年間通い続ける

小学生時代から英会話教室のYMCAに通学していた鈴木さんは、中学校時代の3年間も通い続けています。

また中学校2年生の時に通っていたYMCAの企画でオーストラリアに10日間、中学校3年生の時にはアメリカに1か月間ホームステイで滞在しています。

この経験が、後の高校選びや大学進学に大きく影響していきます。

中学時代に映画に熱中、俳優に興味

加えて鈴木さんは中学時代に映画に熱中したことから、俳優に興味を持っています。

その際に周囲に「俳優になりたい」と述べましたが、周りは「何言ってんの?」という反応だったので「負けず嫌いに火がついた」とも語っています。

この時点で既に、役者として東京の大学に行くという漠然とした夢を持っていたようです。

鈴木亮平の出身高校は兵庫県立芦屋南高等学校国際文化科

学校概要と偏差値

鈴木亮平さんの出身高校は、県立の共学校である芦屋南高等学校です。

  • 学校名:兵庫県立芦屋南高等学校
  • 学科:国際文化科
  • 偏差値:59(中の上)
  • 所在地:兵庫県芦屋市
  • 設立年:1979年
  • 閉校年:2005年(県立国際高校に吸収される形で閉校)

この高校は1979年開校の県立校で、普通科のほか英語教育に重点を置く国際文化科を設置していました。

ただし2005年に県立国際高校に吸収される形で閉校しています。

当時から進学率も高く、特に関西学院大学への進学者が多く、他にも英語力を活かして外語大へ進む生徒も多かったようです。

外国映画を深く理解するため英語を学びたかった

鈴木さんは外国映画が好きだったことから、より深く英語を学びたいと考えて、英語教育に定評があったこの高校に進学しています。

また役者になるために東京の大学に行くと中学生の頃から決めており、英語も勉強したかったから東京外国語大学を目指したのです。

40名1クラス、男子3名の国際文化科

在籍した芦屋南高校の国際文化科は40名の1クラスのみが設置されており、鈴木さんの時代はクラスに男子が3名しかいなかったとのこと。(現在の県立国際高校は1学年の定員は120名)

著名な卒業生

芦屋南高校の卒業生には、女優の大久保麻理子さん、漫画家の畑健二郎さんがいます。

ファッションモデルのミカエルさんと親友

鈴木亮平の高校!兵庫県立芦屋南高校国際文化科卒業!アメリカ留学でドイツ語も習得、東京外国語大学へ進学した英語力の秘密

この高校ではファッションモデルのミカエルさんと同級生で、現在でも親友の間柄です。

バスケットボール部でセンターを務める

高校時代もバスケットボール部に所属して部活動にも打ち込んでいました。バスケットボール部で長身を活かして、センターを務めています。

また運動神経もよく、スポーツは全般的に得意です。

どうやらガリ勉タイプではなく、文武両道型の生徒だったようです。

高校1年生でアメリカ・オクラホマに語学留学

鈴木さんの高校時代で最も大きな出来事が、高校1年生の時の留学でした。交換留学制度を用いてアメリカ・オクラホマへの語学留学を経験したのです。

ただし留学先はかなりの田舎だったようで、インタビューでは次のように答えています。

「留学前はアメリカの人気青春ドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』のような華々しい高校生活を期待していましたが、自分が実際に留学した先は牧場や農場に囲まれた本当に田舎。どこに行くのにもホストファミリーの車が必要で、ある意味本当のアメリカを見ることができた貴重な経験になりました」

また当時のクラスメイトは日本がどこにあるのかも知らず、知っている日本人はジャッキー・チェンと言うほどだったと話しています。

ホームステイ先は牛を60頭飼っている農家で、同級生の男子生徒はみんなカウボーイだったそうです。

ドイツ人女性に恋をしてドイツ語を猛勉強

しかしこの留学中に、同じ留学生だったドイツ人女性に恋をしてしまうという出来事が起こります。

鈴木さんはその女性のためにドイツ語を猛勉強し、帰国後に全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで優勝するほど上達したそうです。

恋の力は偉大ですね。英語だけでなくドイツ語まで習得してしまう語学センスと努力は、驚異的です。

留学中にプロムに参加、人気投票で1位に

ただし留学時代は特別にプロム(卒業記念のダンスパーティー)に参加させてもらったり、学内の人気投票で1位となったりするなど、当時のクラスメイトとの良好な関係をうかがわせるエピソードも残っています。大自然の中で動物に囲まれて過ごして、「本当のアメリカを見られたような気がする」と話しています。

甲子園球場でビール売りのアルバイト

また高校時代には甲子園球場でビール売りのアルバイトをしており、当時から阪神ファンです。ビール売りは、試合中にいかに大きな声を出すかで売上が左右されるため、野太い声で「ビールいかがっすかー?」とセールスしていたそうです。

当時の様子を「今思えばそれがこの、腹式呼吸を覚えた場所だったと思います」と振り返っています。この経験が、後の俳優業にも役立っているのです。

鈴木亮平の出身大学は東京外国語大学外国語学部

国内最高峰の外国語大学に進学

鈴木亮平さんは高校卒業後、東京外国語大学に進学しました。

  • 大学名:東京外国語大学
  • 学部:外国語学部欧米第一課程英語専攻(現・言語文化学部英語専攻)
  • 偏差値:68(難関)
  • 所在地:東京都府中市

この大学は国内の外国語系大学の最高峰で、しかも出身学部・学科は花形の英語専攻です。語学力を買われて商社や外務省に進む卒業生も多いことで知られています。

ちなみにこの学部の入学試験の際の英語の試験時間は150分(リスニング25分、筆記試験125分)もあって、難解な英語長文や自由英作文などは国内の大学の中でも最難関レベルのひとつとされています。

著名な卒業生

東京外国語大学の卒業生には、ミュージシャンのタケカワユキヒデさん、お笑い芸人の光浦靖子さん、タレントのルーキタエさん、アナウンサーの桑子真帆さん、元フリーアナウンサーの夏目三久さん、児童文学作家の新美南吉さんなどが卒業しています。

大学時代に英検1級を取得

前記のように鈴木さんは高校時代から英語を重点的に学ぶ高校に通学しており、自身もアメリカに留学して英語を学んできたので、この大学の英語専攻に進学しました。

もちろん当時からかなりの英語力があり、英検1級も取得しています。

ちなみに英検1級は将来俳優になった場合、肩書などで記載できると思って取得しています。また1度目の受検の際には落ちており、2度目の受検で合格しています。

2014年に出演した映画「TOKYO TRIBE」の外国人記者会見の際にも、通訳なしの流暢な英語で答えています。

ちなみに鈴木さんは「中学英語で世界一周!」という書籍も出版するほどで、帰国子女でもハーフでもないのに、ここまでできるのはやはり相当な英語力と言えるはずです。

NHKで報道番組の雑用係としてアルバイト

大学時代は3年間、NHKで報道番組の雑用係としてアルバイトをしていたことを公式ブログで明らかにしています。

演劇サークルで俳優を志す

またかねてから俳優になりたかったことから、大学時代は演劇サークル「劇団ダダン」に在籍しました。声優の利根健太朗さんはこの劇団の同期です。

このサークルに入って舞台に立ったことで、鈴木さんは役者になることを決意しています。インタビューでこう語っています。

「最初の公演後にお客さんを見送るとき、よかったよと言ってもらえたり、なかには泣いている人がいたり。こんなに他人の気持ちに影響を与えられるんだと。絵画とか音楽とか、いろんな表現方法がありますけど、人間関係をその場で再現してみせるというのは、実生活にいちばん近いと思ったんです。その破壊力にハマってしまいました」

そのため大学時代は演劇漬けになります。

50社以上に断られるもモデル事務所に所属

しかし在籍していたサークルに芸能事務所へのコネやルートがなかったことから、大学3年生の時に「このままで役者になれるのか?」という疑問が生じます。

「焦りましたね。とにかく動かなきゃと思いました。履歴書をいろんな芸能事務所に送ったり、直接訪ねたり。50社以上、まわりました。だけど、手応えがまるでなくて。キツかったですよ。正しいやりかたかどうかはわからないし。でも、ここで諦めるようなやつは役者になれないと自分に言い聞かせて」

ところが50社以上の芸能事務所に断られており、キャスティング会社も周りはじめた結果、「背が高いから」という理由でモデル事務所に所属することになります。

そして「友近亮平」という芸名でモデルデビューしています。ちなみに「友近」という芸名ですが、当時ファンだったお笑い芸人の友近さんに因んでいます。

また鈴木さんはモデル時代には筋肉隆々の肉体を活かして、日本初の水着キャンペーンボーイも務めています。

モデル経験で「オーディションに落ちることに慣れる」

鈴木亮平の高校!兵庫県立芦屋南高校国際文化科卒業!アメリカ留学でドイツ語も習得、東京外国語大学へ進学した英語力の秘密

ちなみに鈴木さんはモデルをやっててよかったことは、「オーディションに落ちることに慣れる」ことと語っています。

「モデルを経験したことで、オーディションに落ちることに慣れました。モデルって、ほぼ外見しか見られないんです。行って4秒で落とされることもある。でも、役者の場合、芝居をやらせてくれる。ということは、芝居がうまくなれば通るということ。努力する方向が見えるんです。それがよかった」

8年間交際した9歳年上の女性と結婚

なお鈴木さんはこのように大学時代から芸能活動をはじめていますが、学業もしっかりおこなっており大学は卒業しています。

ちなみに鈴木さんは2011年に9歳年上の一般人女性と結婚していますが、大学時代のアルバイト先で知人の紹介として知り合い、8年間の交際期間を経てゴールインしています。

大学卒業後の活躍

23歳で演技学校に入所

幸いなことに大学卒業後、在籍したモデル事務所がホリプロと業務提携することになり、鈴木さんにも役者の道が開けてきます。

そのため23歳の頃に演技学校「アクターズクリニック」に入所して、映画監督の塩谷俊さんのもとで演技を学ぶことになります。

この演技学校は俳優育成に定評があり、鈴木さんのほかにも相武紗季さんや桐谷健太さん、向井理さんや深田恭子さん、趣里さんもこの学校で演技を学んでいます。

2006年に俳優デビュー

鈴木亮平の高校!兵庫県立芦屋南高校国際文化科卒業!アメリカ留学でドイツ語も習得、東京外国語大学へ進学した英語力の秘密

そして2006年にテレビドラマ「レガッタ〜君といた永遠」で念願だった俳優デビューを飾っています。

2014年に朝ドラでブレイク

仕事面では31歳だった2014年に、NHKの朝ドラ「花子とアン」で吉高由里子さん演じるヒロインの夫役に起用されて知名度が上昇しています。

2018年に大河ドラマ主演

また2018年にはNHK大河ドラマ「西郷どん」の主演に起用されています。以降も数々の作品に起用される人気俳優になっています。

徹底した役作りで「カメレオン俳優」に

鈴木さんは役作りのために体重を減量させたり増量させたりと、実にストイックな役者魂を持った「カメレオン俳優」として有名です。

2013年公開の映画「HK/変態仮面」では体重を15kg増量してから脂肪を削ぎ落として鍛え上げ、2015年のテレビドラマ「天皇の料理番」では病で亡くなる役を演じるため20kg減量して56kgまで体重を落としました。

その後たったの40日間で、巨漢高校生役を演じた「俺物語」に出演するため30kg増量しています。

どうしてここまでストイックに役作りができるのでしょうか? 鈴木さんはこう語っています。

「演じるのではなく、その人を本気で生きる」ことを意識している 「作品が与える影響について、俳優も責任を担わないといけないと思っている」

2024年に実写版「シティーハンター」主演

2024年には人気アニメ「シティーハンター」が実写版映画となり、主人公の冴羽獠を演じました。

鈴木さんは30年程シティーハンターのファンで、ずっと冴羽獠を演じたいと思っていたそうで、「全力を尽くさないと役に顔向けができない」と体を作り上げました。

まとめ:家族の影響と留学経験が語学力の秘密、徹底した役作りで愛される俳優へ

鈴木亮平さんの学歴を振り返ると、地元兵庫の公立小中学校から英語教育に定評のある県立高校の国際文化科を経て、国内最高峰の東京外国語大学に進学したことがわかります。

出身高校は兵庫県立芦屋南高等学校の国際文化科(偏差値59、2005年閉校)で、高校1年生の時にアメリカ・オクラホマに1年間留学しました。

出身大学は東京外国語大学の外国語学部英語専攻(偏差値68)で、英検1級も取得しています。

小学1年生の頃から字幕で洋画を見る家庭環境で育ち、7歳でアメリカ旅行をした際に英語が通じた喜びを経験した鈴木さん。

小学5年生からYMCAに通い、中学時代にはオーストラリアとアメリカにホームステイし、高校時代にはアメリカ留学中にドイツ人女性に恋をしてドイツ語まで習得するなど、語学への情熱は一貫していました。

また小学6年生の時に阪神淡路大震災に被災し、児童会長として屋外で卒業式の祝辞を述べるという経験もしています。

この震災の経験が、鈴木さんの人間性や表現力に影響を与えたことは間違いないでしょう。

大学時代は演劇サークルで俳優を志すも50社以上の芸能事務所に断られ、最終的にはモデル事務所に所属して「友近亮平」という芸名でモデルデビュー。

そこから演技学校で学び、2006年に23歳で俳優デビューを果たしました。

2014年の朝ドラ「花子とアン」でブレイクし、2018年には大河ドラマ「西郷どん」で主演を務めるなど、着実にキャリアを積み重ねてきました。

徹底した役作りで体重を増減させる「カメレオン俳優」として、高い演技力と責任感で多くの作品に起用されています。

家族の影響で育まれた語学への興味、留学経験で培った国際感覚、そして何より「演じるのではなく、その人を本気で生きる」というストイックな姿勢が、鈴木亮平さんを唯一無二の俳優にしています。

今後もさらなる活躍が期待されます。鈴木亮平さんの今後の活動から目が離せません。

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